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374 / OCTOBER
2012年10月号
イーストマン教授のトランペット「白熱教室」:ジェイムス・トンプソン/ニューヨークフィルのボトムを支える首席テューバ奏者:アラン・ベイアー/ヴィブラート、その解釈の歴史/古川仁美のフルート・ファウンデーション:奏法の土台が日本人はこれほど違う/ドイツで六つのオーケストラを経験する:ホルン篠原香/東京交響楽団首席ファゴット:福士マリ子/パリで開かれたトロンボーンの祭典/音楽で私たちは救われた:山下富美子さんのオーボエ人生/実験:管楽器の中では何が起こっているか?(第3回クラリネット編)/ニューヨーク・リコリッシュアンサンブル/他
2012年9月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
ジェイムス・トンプソン
『バズィング・ブック』の著者が金管吹きの脳を活性化させる第18回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルの講師として来日。『バズィング・ブック』の著者として知られる氏は、トランペットのあらゆる側面に深い見識をもち、その発言やアドバイスの一つ一つが我々の脳を活性化させてくれる。
記事サンプル
アラン・ベイアー
ニューヨークフィルのボトムを支える!2004年からワーレン・デックの後を継いでウィリアム・ベル以来の伝統あるポジションを守り続ける。NYフィルの「ボトム」を支える重責を、同団ブラスクインテットで来日した氏に聞いてみた。
記事サンプル
古川仁美のフルート・ファウンデーション
奏法の「土台」が日本人はこれほど違う!「音楽も語学と同様に、自分が出せない音色・発音は聴き分けられていません」と語る古川さんは、W.ベネットのレッスンやイギリスでの演奏体験から「日本語を母国語としている人」のために新しいアプローチによるセミナーを開いている。
記事サンプル
ヴィブラート、その解釈の歴史
ヴィブラートは時代によってどう使われて来たのか?by佐々田 剛
人間の感情が揺れ動いたとき、その自然な発露としてヴィブラートは生まれ、演奏表現に生かされる……とは言っても、ヴィブラートは時代や楽器によって実に様々な用い方がなされ、同時に論争の絶えないテーマともなって来た。(写真はクライスラー)
ドイツで六つのオーケストラを経験する
ホルン奏者:篠原 香この9月に就いたケルンのオーケストラがドイツで六つ目のオーケストラ。そのうち四つがAクラス。「オーディションの招待状が来ると、さぁ、やってやろう!という気になります(笑)」
管楽器の中では何が起こっているのか?
第3回:クラリネット編どこでも手に入る機材を使って目には見えない楽器内の空気の振動を観察し、管楽器が鳴っているとき楽器の中では何が起こっているかをクラリネットを例に解説。
福士マリ子
東京オペラシティの「B→C」で初のソロ舞台初のソロ舞台でバッハから父・福士則夫への委嘱新作までを演奏。「最初の音を聴いた瞬間に、その作品の時代や空気の匂いが伝わるような演奏を目指したい」
音楽で私たちは救われた
山下富美子さんのオーボエ人生ジョン・マック・オーボエ・キャンプに18回、国際ダブルリード協会コンファレンスには12回参加。夫妻で音楽の楽しみを享受し、高次機能障害の夫を介護しながら、米国でなおアマチュアとして活動を継続する山下富美子さんのオーボエ人生。
パリで開かれたトロンボーンの祭典
去る7月にフランスでは初の開催となる第41回国際トロンボーン・フェスティバルがパリで開かれた。各国のトロンボーン奏者や愛好家たちと一緒に過ごした濃密な4日間をリポート。
トピックス
NYリコリッシュアンサンブル
連載・コラム・その他
速報!2015年IDRSコンファレンスは東京で開催決定
N響団友会の30年を祝う
中川英二郎のトロンボーンアルバム/演奏会で緊張しない方法
DAIROの「白バリ」道中記/白バリ灼熱日記
平野公崇の多事奏音/即興 12
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ルツェルン音楽祭
ナイディック&大島クラリネット講座/ソナタ第2番・第3楽章
ロジャー・ボボの考えるテューバ/あるがままに聴く
ノー・ネーム・ホースィズ
僕のマイスター武者修行/弟子のハネス君が職人試験に合格
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ダク・オリジナル ヤナギサワTRADモデル
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CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室