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370 / JUNE
2012年6月号
フランス・ホルン界の巨匠アンドレ・カザレに聞く:先生が教えられない部分をどれだけ持っているか?/フルート小泉浩:武満徹作品に寄せる思い/コンセルトヘボウ管弦楽団トランペット:ヴィム・ファン・ハッセルト:コンセルトヘボウの響きとオーケストラのスタイル/ネイティブ・アメリカン・フルートの魅力:MarkAkixa/和太鼓集団「志多ら」(後編)/作曲家・西村朗に聞く:自分は何のために作曲するのか?/ロンドン交響楽団首席フィリップ・コブ:金管バンド4代の家系から出た俊英/音楽教室だから描ける夢がある:横川晴児/モーツァルト室内管弦楽団/他
2012年5月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
アンドレ・カザレ
「先生が教えられない部分」をどれだけ持っているかが大切パリ管首席にしてパリ国立高等音楽院教授。フランスのホルン界で最も著名なカザレ氏は、これが本誌初登場! 何度も来日し親日家としても知られるが、改めてその生い立ちから今日までを氏と親交の厚い野瀬さんに聞いていただいた。
フルート 小泉浩
「遺作《エア》は歌にこだわった武満さんの魂の叫び!」1970年代から日本の現代音楽の第一人者として数多くの初演を手がけ、その数約200曲。とくに武満徹氏とは親密に交流し、氏の多くのフルート作品誕生にかかわった。
ヴィム・ファン・ハッセルト
コンセルトヘボウの響きとオーケストラのスタイルドイツに学び、ベルリンのオーケストラからロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に入団したベルギー人。今最も注目されるオーケストラの演奏スタイルや楽器、ナチュラルトランペットの必要性などについて語る。
作曲家・西村朗の世界(後編)
自分は何のために作曲するのか?カール・ライスターが世界初演して大きな話題を呼んだ西村さんのクラリネット3部作のうち、クラリネット五重奏曲〈第1のバルド〉がこの6月に東京初演される。演奏者の亀井さんと一緒に、前号につづき作曲の背景などを西村さんに伺う。
北米先住民の「愛の笛」を吹く
Mark Akixa(ネイティブ・アメリカン・フルート奏者)北米先住民の太古の笛「ココペリ」を受け継ぐといわれるネイティブアメリカンフルート。その美しい形と素朴な音色、誰にでも簡単に吹ける親しみやすさから、日本でも徐々に人気を呼んでいる。この笛の第一人者にその魅力を聞いた。
和太鼓集団「志多ら」(後編)
人を結び、いのち奏でて、伝統を舞う日本全国をツアーする現代の太鼓集団でありながら、愛知県奥三河の山深い廃校に本拠を置き、地元の民俗芸能「花祭り」を支える活動を続けている「志多ら(しだら)」。そこで使われている太鼓と活動を探る。
「音楽教室」だから描ける夢がある!
僕がトート音楽院で教えたいこと日本を代表するクラリネット奏者の一人がいま力を入れているのは、意外にも町の音楽教室。しかしそこでは、既成の教育システムに囚われない思い切った指導が実現できると横川さんは語る。
モーツァルト室内管弦楽団
モーツァルト、ハイドン、そしてベルリオーズへ…指揮者の門良一氏を中心に1970年に創立され、モーツァルトやハイドンを中心とした古典派音楽専門の室内管弦楽団として注目を浴びて来た同団の「これまで」と「これから」。
ハーセス王国に棲んだ日々
シカゴ響でハーセスと演奏を共にしたT.ケントの回想録シカゴ響金管セクションに君臨した首席トランペット、アドルフ・ハーセス。その人を師と仰ぎ、18年間演奏の苦楽を共にした高弟ティモシー・ケントが綴る回想録。
トピックス
フィリップ・コブ
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/良い楽器の条件
DAIROの「白バリ」道中記/世 代
平野公崇の多事奏音/即興9「ミラクル」
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/世界遺産の町は「食」の町
ナイディック&大島クラリネット講座/ソナタ第2番・第2楽章
ロジャー・ボボの考えるテューバ/テューバ、この言葉に含まれる深い意味II
トリオ・ラ・プラージュ
僕のマイスター武者修行/あなたのアイデアの何が違うか、だって?
PRODUCTS
ベッソン・トランペット
マリゴ ルメール・オーボエ
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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