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375 / NOVEMBER
2012年11月号
ラインホルト・フリードリヒ:現代トランペット界のカリスマが語る「マーラーとの出会い」/雲井雅人:SAX雲井カルテットの原点/フルート小山裕幾さんの現在:目標はドイツのSクラスのオケに入ること/アントン・シュタドラー答えなさい:モーツァルトのクラリネット協奏曲をめぐる謎/東京交響楽団クラリネット:近藤千花子/アーサー・プライアー&ジョー・アレッシの時を超える「共演」/集中連載(日)サクソフォンのヴィブラート/スタジオミュージシャンの世界(前編)/ザ・トランペット・コンサートの「ケース・スタディ」/第29回日本管打楽器コンクール/他
2012年10月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
ラインホルト・フリードリッヒ
インバル&マーラーとの出会い「マーラーの音楽を、まるで両手の指先から脂がしたたり落ちるような解釈で演奏させる指揮者がいる。マーラーの音楽は小さなフレーズの中に痛みがある。マーラーのこの心の痛みを見世物にしてはいけません」
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雲井カルテットの原点
雲井雅人:マスランカとの運命的な出会い9月にヤマハホールでマスランカの新作初演を行い、世界への発信力を一層高めた雲井カルテットを率いつつ、自身のサクソフォン世界にますます円熟味を加える。
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フルート:小山裕幾
目標はドイツのSクラスのオケに入ること日本人で初めて神戸国際フルートコンクールに優勝し、その後は慶應義塾大学に進学。一時は演奏家と研究者の二足のわらじを履く将来を語ることもあった小山さんは、現在、スイスのバーゼル音楽院でフェリックス・レングリに学びながら充実した音楽生活を送っている。
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A.プライアー&J.アレッシ
時を超える共演スーザ・バンドで活躍し「King of Trombones」ともいわれたアーサー・プライアーの作品を発掘、それをジョー・アレッシが演奏するだけでなく、プライアーとデュオで「共演」までする話題のCDの録音記。
アントン・シュタドラー、答えなさい!
モーツアルトのクラリネット協奏曲を巡る謎不朽の名作として知られながら、自筆譜が失われてしまったために、誰もその完全な姿を知らないモーツァルトのクラリネット協奏曲。この曲とシュタドラーをめぐる関係に、いま新しい光が当てられつつある。
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近藤千花子
英国ロイヤルアカデミーで留学生活スタート!リサイタルのプログラミングなどに「クリエイティブであること」を目指す近藤さんは、この9月からロンドンのロイヤル・アカデミーで研鑽を積んでいる。どんな留学生活をスタートさせたのか?
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スタジオミュージシャンの世界
オーボエプレイヤーから見たハリウッドの掟(前編)「たいていの人は、スタジオでの仕事はコンサート・オーケストラでの演奏とは全く違うということを知らない。そして、スタジオ・ミュージシャンの演奏レベルの高さと特殊なスキルを過小評価する人も多い……」
サクソフォンのヴィブラート
マルセル・ミュールから現代までクラシカル・サクソフォンのヴィブラートの誕生と発展を跡づけ、イベールを始めとするさまざまな曲での演奏例とヴィブラートの訓練法を詳しく分析する。
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ザ・トランペット・コンサートのケーススタディ
9人のメンバーがこの日持参したラッパ、その数35本! 噂には聞いていたが、練習場に所狭しと並んだ楽器ケースを見て呆れ返ってしまった。「こりゃあ、ザ・トランペット・サーカスだ!
トピックス
第29回日本管打楽器コンクール
特典!
今号にはクリーニングクロスの付録が付きます!(提供:管楽器専門店ダク)
連載・コラム・その他
マスタークラス最前線/ミシェル・アリニョン&チャールズ・ナイディック
中川英二郎のトロンボーンアルバム/遠鳴りさせるためには
DAIROの「白バリ」道中記/白バリ灼熱日記(続)
平野公崇の多事奏音/即興 13
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ルツェルン音楽祭
ナイディック&大島クラリネット講座/ソナタ第2番・三つの疑問
ロジャー・ボボの考えるテューバ/ジェイクはやはり正しかった
エックスオー・トロンボーン八重奏団
僕のマイスター武者修行/山響・井上直樹さんが遊びに来た
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CD評
木幡一誠の今月のCD
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