318 / FEBRUARY

広島カープやボストン・レッドソックスなどで長年トレーニングコーチをつとめ、解説者としてもマスコミに度々登場する石橋秀幸さんが、読売日本交響楽団の有志たちと協同して演奏家をスポーツトレーナーの眼で科学的に分析しさまざまな興味深い提案を行っている。石橋さんによれば、長時間の演奏が身体に及ぼすストレスは激しいスポーツに近いという。

ステージで演奏する自分の音は客席にどう聞こえているのか？　とくにベルがホールの天井を向くテューバと、同じくステージ後ろの壁に向くホルン奏者たちには他の管楽器にはない苦労があるはず。東京交響楽団のお二人を迎えて話を伺った。

「あの天国的とも言える美しい音色を復活させたい！」自分で頭部管を削ってまで甦らせたいと願った師ランパルの音を、ヤマハの二つのモデルにどう盛り込んだか？　往年のルイ・ロットやアメリカン・ヴィンテージなどの名器を振り返る意義など、工藤さんの楽器観の核心を聞いた。

アルトホルン、テノールホルン、バリトン……名前も形も紛らわしいこの種の楽器の真の姿は、きちんとその歴史を知らないといつまでも見えて来ない。316号のポストホルンに続く第２弾！

イギリスの世界的なバスーン奏者でバスーン研究家。楽器や楽譜の収集と研究、事典の編纂など世界のバスーン奏者たちがその恩恵に浴して来た「知の巨人」と日本のバスーン奏者たちとの交流記録。

古代、シルクロードのオアシス「クチャ」地域に発祥し、７世紀に唐からわが国に渡来したとされるダブルリード楽器。漢詩、「枕草子」や「源氏物語」などにもその名が見える篳篥の世界。前号に続く後編。

>エジプトでたった二人目のプロオーケストラ・テューバ奏者になった筆者の入団奮戦記。

デニゾフのソナタに出て来る数種類のグリッサンドをマスターする！

往時最高のコルネット・プレイヤーとして一世を風靡した伝説的名手。吹奏楽の指揮者、編曲者、作曲家としても知られ、彼が遺した４冊のコルネット教本は今もなお必須の「定本」として全世界で使われている。

ギリシャを代表するメロスブラス初来日
連載8：ナイディック＆大島クラリネット講座／指の動き〜拍を指で感じる練習
連載14：吉野和孝の金管Vintageの知恵袋／アーヴィング・ブッシュ
連載18：ロジャー・ボボの考えるテューバ／言語が演奏に与える影響
連載82：平野公崇の多事奏音／ボレロの心得
連載62：DAIROの「白バリ」道中記／クロスカウンター
連載50：吉井瑞穂のヨーロッパ通信／ドイツのクリスマス＆お正月
連載44：中川英二郎のトロンボーンアルバム／憧れの大野雄二さんとのツーショット
スクランブル／ブラスアンサンブル・ロゼ
スクランブル２／ヤマハアトリエ埼玉
マスタークラス最前線／レイモン・ムネコム、ビル・ワトラス

Ｂ＆Ｓトロンボーン
ライツ・ブラスクリーム

木幡一誠の今月のＣＤ

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