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474 / February

2021年2月号

キートランペットの研究:日本の「トランペット博士」第1号・赤堀裕之史/サクソフォン親子鷹:父子3人が同じ道を歩む彦坂ファミリーの物語/日欧で最初に体験したオケがN響とベルリンフィル!:カラヤン・アカデミーで学ぶファゴット奏者・古谷拳一/初心者でもフラジオをマスター出来る!「声道共鳴」を利用したサクソフォンの練習法:李源冀/ベッソン・ユーフォニアム対談:牛上隆司×鎌田裕子/フリーランス音楽家への日本のコロナ給付金総まとめ!/息女が綴ったフランスの伝説的なホルン奏者ルシアン・テヴェの軌跡/海外オーケストラ動画配信情報:アジア編/他

2021年1月20日発売 ¥850(税抜)

特集

父子3人が歩む道
サクソフォン親子鷹
彦坂ファミリーの物語

子供が親と同じ道を歩むケースはそれほど珍しくはないが、父子3人ともに同じ楽器でプロとして活動する例は多くはない。トルヴェール・クヮルテットでおなじみ彦坂眞一郎さんのファミリーの物語。

日本の「トランペット博士第1号」のテーマは……
キートランペットの研究
赤堀裕之史

トランペットで博士号を取得した赤堀さんのテーマは、ハイドンのトランペット協奏曲のオリジナル楽器として知られるキートランペット。近年、演奏や録音が多くなったこの楽器については未だよく分からないことが多いと語る。

日欧で最初に体験したオケがN響とベルリンフィル!
カラヤン・アカデミーに学ぶ
ファゴット奏者:古谷拳一

2019 年のベルリンフィル日本公演で話題になった「2番ファゴットの東洋人」が古谷さん。東京藝大からチューリッヒ芸術大学に学び、その後、狭き門で知られるカラヤン・アカデミーに合格。現在もそこで学びながらソロやクインテットで活躍中。

プレスティージュとソヴリンを愛用する二人が語る
ベッソン・ユーフォニアム対談
対談:牛上隆司×鎌田裕子

音の魅力に取り憑かれてユーフォニアムを始めた人も、一度はその「音」ゆえに上達の壁に直面する。そうした中で何を考え、自分の楽器とどう向き合ってきたのか、それぞれベッソンのプレスティージュとソヴリンを愛用する二人が語る。

フリーランス音楽家への
日本の「コロナ給付金」総まとめ
これからのフリーランスに求められる3つの条件

音楽家はGoToの恩恵とは無縁。コロナ禍で収入の道が絶たれてしまったフリーランスたちが最後に頼れる政府や自治体のコロナ支援策を総まとめ。

フランスの伝説的なホルン奏者
ルシアン・テヴェの軌跡
フランソワーズ・テヴェ

アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団によるラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」の演奏で有名な伝説のホルン奏者の生涯を息女が綴る。

初心者でもフラジオ音域をマスターできる!
「声道共鳴」を利用したサクソフォンの練習法
李源冀

口の中の容積をコントロールすることで、音色や音程、フラジオ奏法などのさまざまな奏法を劇的に改善できることを示した注目の論文を2回に分けて掲載。

ロブ・スチュワートのブラスギャラリー
テナー・ノーマフォンの修復

サクソフォンの衣をまとったバルブトロンボーン。1920年代のサクソフォンブームにあやかりドイツで作られたが、現存するものは少ない。

アーカイブ記事
エリック・イウェイゼン
「演奏家と作曲家のコラボレーションこそが大切!」

管楽器界でいま最も演奏されている作曲家の一人が、アメリカの数多くの名手たちとの交流から生まれた自作曲について語る(2008年6月号掲載記事の再録)。

連載・コラム・その他

海外オーケストラ動画配信情報(アジア編)
中川英二郎のトロンボーンアルバム/シネマコンサートの舞台裏
トランペット“管”話休題/ハイドンのTrp協奏曲に仕掛けられたウィット
平野公崇の多事奏音/コロナと卓球
ミードと暮らす/2020年を振り返る
ナイディック&大島クラリネット講座/ストラヴィンスキー《3つの小品》最終回
ヴィンテージSAXの遊び方/ジャズとクラシックの2つの顔
カゲヤマ博士の演奏心理学/人を真似てモチベーションを上げる

PRODUCTS

R.セントパリの新テューバ「TWOBA」
今月のピックアップ

CD評

木幡一誠の今月のCD(今月は休載します)

その他

ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室

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