バックナンバーのご案内
次号≪
460 / December
2019年12月号
シカゴ響の夢の「ハーセス・チェア」を射止めた男:エステバン・バタラン/ロマン派時代のヒストリカル・フルート:マルテン・ロート(前編)/モーツァルトが愛した楽器バセットホルンの魅力と演奏の楽しみ:満江菜穂子&横田揺子/アレキサンダーと名器「103」:フィリップ・アレキサンダー社長に聞く/京都市交響楽団トランペット奏者・西馬健史:人とはちょっぴり違った僕のトランペット修業時代/Fu-Ching-Gidoのテューバ奏者:ギデオン・ジュークス/ジャズホルン佐々木裕里/工藤重典のイベール初録音/赤の広場で行われた軍楽祭/オーボエフェスティバル/他
2019年11月20日発売 ¥850(税抜)
≫
特集
エステバン・バタラン
夢の「ハーセス・チェア」を射止めた男かつてアドルフ・ハーセスがいた誰もが憧れるのその席に新しく就いたのは、日本では全く無名のスペイン人。が、その演奏を聴いた人は間違いなくオーケストラ界にスーパー・トランペッターが出現したことを確信する。
ロマン派時代のヒストリカル・フルート
マルテン・ロート(前編)ガーディナーのオーケストラで長く首席を務め、ヒストリカル楽器によるロマン派管弦楽曲演奏のパイオニア的存在。古典派の木管五重奏曲のヒストリカルな演奏でも世界的に知られる氏に、トラヴェルソ奏者の柴田俊幸氏が聞く(次号との2回連載)。
モーツァルトが愛した楽器:バセットホルン
対談:満江菜穂子&横田揺子柔らかな響きと甘い音色でその復権が進むバセットホルンは、モーツァルトが最も愛した楽器の一つ。去る8月に古楽器のバセットホルンを使って知られざるモーツァルトのバセットホルン作品を紹介した二人が、その魅力を語る。
アレキサンダーと名器「103」
フィリップ・アレキサンダー社長に聞く「103には百年を超える音楽家たちの経験が込められています」……どこよりも長い伝統の重みを背負いつつ、その目はこれまで以上に世界へ、そして未来へと向けられているフィリップ・アレキサンダー氏の言葉。
トランペット西馬健史
人とはちょっぴり違った僕のトランペット修業時代初めて手にした楽器はE♭管トランペット。21才でオーケストラの契約団員、25才の若さで京都市交響楽団に入団。すでに確固としたキャリアを積んでいる西馬さんが、若き日の修業時代を振り返る。
ギデオン・ジュークス
ハワード・ジョンソンの言葉が僕の扉を開いてくれたテューバと打楽器(鍵盤ハーモニカも同時演奏)の異色デュオ「Fu-Ching-Gido」で注目され、本格ジャズでも活躍。クリアで繊細なニュアンスとユーモアのセンスに富む、類まれなテューバ奏者のリアルな声に耳を澄ませよう。
ジャズホルン佐々木裕里
夏国際ホルンシンポジウムのジャズホルン・コンクールで昨年に続き優勝し、まだ未開拓なこの分野でフレッシュな存在感を示した。ジャズホルンのパイオニアたちの姿を敬愛を込めて追いつつ、オリジナルの世界を模索し続ける佐々木さんに聞く。
フルート工藤重典のイベール初録音
「この曲の本当の魅力は第2楽章にこそあると思っています」と語る工藤氏が、P.ロフェ指揮・兵庫芸術文化センター管弦楽団との共演で録音したイベールの世界。
ライバルの存在は利点になる
ライバルがいることは本当に良いことなのだろうか? それとも、自分と周りの人を比べるのは避ける方が良いのだろうか?
ジム・セルフのFLUBA
いつも何かを探しているジムが、ある日「コントラバスフリューゲルホーンを作れないか」と言って来た。
「赤の広場」で行われた軍楽祭!
北朝鮮も含む12ヶ国が参加。陸上自衛隊中央音楽隊のステージに大きな拍手が。モスクワで行われた軍楽フェスティバルをリポート。
トピックス
オーボエ・フェスティバル
連載・コラム・その他
リポート/師アラン・ダミアンと一緒にコンサート
中川英二郎のトロンボーンアルバム/プレウォーミングアップのテクニック
トランペット“管”話休題/「ブランデンブルク第2番」考
平野公崇の多事奏音/ハバネラ・アカデミー(おまけ)
ミードと暮らす/日本で経験した初ものづくし
ナイディック&大島クラリネット講座/ミュンヘン国際コンクールを審査して
ヴィンテージSAXの遊び方/Sax大国イタリアのレアな楽器
PRODUCTS
アルタス「PSG」「AL-Heavy」モデル
今月のピックアップ
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
(株)杉原書店
〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-1第2荒川ビル4F
電話:03-5205-3666
FAX:03-5205-3667
E-MAIL:info@pipers.co.jp
※掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。著作権は(株)杉原書店と情報提供者に帰属します。
Copyright by Sugihara Shoten, Inc. All rights reserved.