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461 / January
2020年1月号
フルート有田正広:テレマン「12のファンタジー」を語る/指揮者・下野竜也氏が吹奏楽コンクールに苦言・提言:関西の音大吹奏楽フェスティバル/ロマン派時代のヒストリカル・フルート:マルテン・ロート(後編)/第88回日本音楽コンクール1位:オーボエ山本楓/ミュンヘン国際コンクール・クラリネット部門史上2人目の1位:ジョエ・クリストフ/サクソフォンで歌うバッハからコンテンポラリーまで:塙美里/JOAコンクール1位:オーボエ岡村彩香/アルトクラ奏者に聞くヤナギサワYany SIXS:原山佐保子/ウィーンとベルリンのクラリネットアンサンブル/他
2019年12月20日発売 ¥850(税抜)
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特集
フルート有田正広
テレマン「12のファンタジー」を語る30年前にトラヴェルソで同曲を録音した有田正広氏が、ピリオド奏法が浸透しつつあるいま目指すべき演奏の本質を問うかのように、モダンフルートとの双方の楽器でテレマンの核心に迫る。
関西の音楽大学吹奏楽フェスティバル
指揮者・下野竜也氏が吹奏楽コンクールに苦言・提言一度だけのお祭り騒ぎではなかった……関係者がこのイベントに期待したこと、指揮をとった下野マエストロの吹奏楽に対する熱い思いや吹奏楽コンクールへの直言をお届けする。
ロマン派時代のヒストリカル・フルート
マルテン・ロート(後編)ガーディナーのオーケストラで長く首席を務め、ヒストリカル楽器によるロマン派管弦楽曲演奏のパイオニア的存在。古典派の木管五重奏曲のヒストリカルな演奏でも世界的に知られる氏に、トラヴェルソ奏者の柴田俊幸氏が聞く(前号との2回連載)。
オーボエ:山本楓
「どんな条件でもベストの演奏ができるように……」内外のコンクールで若手の躍進が著しい日本のオーボエ界。2019年の日本音楽コンクールを制したのは、東京藝大と英国王立音楽院に学んだ山本さん。
ジョエ・クリストフ
「いろんな音楽が大好き!クレズマーも演奏します」セバスチャン・マンツに続く同コンクール史上2人目の1位受賞者として話題を呼んだジョエル・クリストフ。パリ国立高等音楽院でフィリップ・ベローに学ぶ彼にメールインタビュー。
サクソフォン:塙 美里
「サクソフォンの限界を決めずにチャレンジして来た」弦楽器のように歌うしなやかな音楽性と超絶的なテクニック……既存のスタイルとは大きく異なるサクソフォンの世界を示した塙美里さんの世界。
オーボエ:岡村彩香
日本オーボエ協会初のコンクールでグランプリを獲得。その副賞としてクラウドファンディングで制作された記念CDをこのほどリリース。
ヤナギサワのYany SIXS:原山佐保子
アルトSaxとBbCl、テナーSaxとアルトClの兼用を謳うヤナギサワの新リガチャー「YanySIXS」をシエナの原山佐保子さんに試奏して頂いた
クラリネット三界秀実の新アルバム
バックーンのバセットクラリネットも使って三界さんが新録音。シューマンとシューベルトに取り組んだ録音記。
「アレキジャパン」の精神は不変
ターナーへの委嘱曲も含む難度の高いプログラムで行った第10回定期演奏会をリポート。
ルイス・シュライバーのB♭管コルネット
ティアドロップ型のユニークな形状を持つ19世紀半ばのコルネット。専門家向けの極めて珍しい楽器をご紹介。
トピックス
ウィーンとベルリンのクラリネットアンサンブル
連載・コラム・その他
表紙の楽器/バッハのトランペット奏者が手にする楽器
中川英二郎のトロンボーンアルバム/今どきの録音現場
トランペット“管”話休題/ロータリートランペットの今昔
カゲヤマ博士の演奏心理学/練習時のミスを演奏向上につなげる
平野公崇の多事奏音/想い出
ミードと暮らす/スティーブの80枚目のソロアルバム
ナイディック&大島クラリネット講座/ミュンヘン国際コンクールを審査して
ヴィンテージSAXの遊び方/初めてのヴィンテージSaxとその遊び方
PRODUCTS
グライヒヴァイト・マウスピース
今月のピックアップ
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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