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393 / APRIL
2014年5月号
宮本文昭オーボエクラスに学んで:荒絵理子、小瀧綾、鷹栖美恵子、吉村結実、篠原拓也、宮本文昭/デイヴィッド・フィンレイソン:世界で最も有名な2番トロンボーン奏者/栃本浩規さんのトランペット・ルーティン「唇で何かをしようと考えないこと」/バスクラリネットの昔と現在:ライプツィヒのバスクラリネット・カンファレンスを覗く/世界最小のサックス「ソプリロ」とその魅力/バスーニストからノーベル賞受賞者へ/元シカゴ響首席オーボエ:追想レイ・スティル/楽器学のすすめ:管楽器の設計(5)/JETAソロコンクール&フェスティバル/中部楽器技術専門学校/他
2014年4月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
宮本文昭Obクラスに学んで
座談会:宮本文昭、荒絵理子、小瀧綾、鷹栖美恵子、吉村結実、篠原拓也東京音楽大学の宮本さんクラスからは、コンクール入賞者だけでなくオーケストラで活躍する人材も次々と輩出している。その中の5人に集まっていただき、師のレッスンをふり返ってもらった。
世界で最も有名な2番Trb奏者
デイヴィッド・フィンレイソン前号でジョセフ・アレッシと山本浩一郎の両氏に絶賛されたフィンレイソン氏が登場! アレッシ氏と同年にNYフィルに入団し、以来30年近く不動の2番奏者としてセクションの扇の要をつとめた大ベテランが語る。
栃本浩規さんのトランペット・ルーティン
「唇で何かをしようと考えないこと」N響退団後、東京藝大准教授として後進の指導に活動の重点を移し今年で3年目。その指導の根底にあるものは何なのか? 氏自身が長く守り続けてきたルーティンやトランペットの基本奏法、マウスピースの問題などについて聞いてみた。
バスクラリネットの昔と現在
独のバスクラカンファレンスを覗いたさすが「本場」ドイツで行われたイベント。ワーグナーのA管バスクラからC管バスクラの珍品まで歴史的な楽器が次々と登場。知的刺激に満ちたカンファレンスをリポートする。
ソプリロとその魅力
指揮を勉強してクラリネットに見えて来たことミュンヘンの楽器メーカー、エッペルスハイムが開発した世界最小のサクソフォン「ソプリロ」は、ソプラニーノなどとは違ったどんな魅力があるのか? ソプリロを手にアンサンブルやソロで活動する各川さんに聞いた。
バスーニストからノーベル賞受賞者へ
トーマス・スードフ博士インタビュー昨年のノーベル医学生理学賞を受賞した米国・スタンフォード大教授のスードフ博士は、若い頃にドイツでバスーンを学び、音楽家を志したこともある異色の経歴の持ち主。
追想レイ・スティル
オーボエ界の巨匠逝く日本の多くのオーボイストを育て、日本フィルとも交流が深かった元シカゴ交響楽団首席オーボエのレイ・スティル氏が去る3月に94才の生涯を閉じた。
楽器学のすすめ
第12回:管楽器の設計(5)「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
中部楽器技術専門学校
「卒業生研修会」をリポート在学中の限られた期間だけでなく、学校で学んだ技術と腕が本当に試される卒業後をも見据え様々なカリキュラムを組んでいる中部楽器技術専門学校。中でもユニークな試みである「卒業生研修会」の貴重な講義をリポート。
JETAソロコンクール&フェスティバル
日本ユーフォニアム・テューバ協会主催ユーフォニアムとテューバの学生ソロコンクールに、今年は北海道から沖縄までの全国から多くの参加があり高い関心がうかがえた。同時に開催されたアンサンブルフェスティバルもリポート。
トピックス
都響←→シンガポール響楽員交流
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/キレイな音を出すために
DAIROの「白バリ」道中記/マルチで単身欧州巡業!ウィーン
平野公崇の多事奏音/バッハ(2)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/マーラー・チェンバー・オーケストラ
ナイディック&大島クラリネット講座/木管五重奏曲「9 by 5」
ロジャー・ボボの考えるTuba/フィードバック
スクランブル/ホルン池田重一さんのCD
トレヴァー・ワイの笛吹き列伝/ルイ・ドルーエ
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CD評
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