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392 / APRIL
2014年4月号
山本浩一郎さんが聞いたジョセフ・アレッシNYフィル入団までの軌跡/フルート白尾彰&隆兄弟が語る「我が師アンドレ・ジョネの世界」/丸山勉のホルン「音色哲学」:ホルンを征するにはpから/ヤナギサワのクラシック奏者向け新マウスピース特集/クラリネット吉田誠:指揮を勉強して見えてきたこと/龍笛奏者笹本武志さんの「ボディーボックス奏法のすすめ」/トロンボーン学校現場の悲惨な現実:萩谷克己/クラリネット日本導入の歴史を探る:伊藤めぐみ/新連載トレヴァー・ワイの笛吹き列伝(1)/ベッケ&ライエンのジョイントリサイタル/シャーゲルブラス祭/他
2014年3月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
ジョセフ・アレッシ
ニューヨークフィル入団までの軌跡!トロンボーンに限らず世界の金管界に大きな影響力を持ちつづける恩師ジョセフ・アレッシ氏に、ジュリアード音楽院で学んだ山本浩一郎さんが迫る! 早熟の子供時代からニューヨークフィル入団までの軌跡。
フルート白尾兄弟が語る「A.ジョネの世界」
インタビュー:白尾 彰&白尾 隆それぞれ別々にヨーロッパに学び、ヨーロッパのオーケストラで活躍したキャリアを持つお二人は、奇しくも同じような理由でアンドレ・ジョネの門を叩き、その後の音楽人生のかけがえのない指針を得たという。
丸山勉のホルン「音色哲学」
ホルンを征するには「p」から……ギターとホルンとのデュオという予想外の組み合わせでホルン界をあっと言わせた丸山さん。その背景には、ホルンに対する氏のユニークな音色哲学があった。
ヤナギサワNEW!マウスピース
エボナイト製のソプラノからバリトンまで4モデルクラシック奏者や吹奏楽向けに開発された新マウスピース。ソプラノからバリトンまでのラインナップを一気に揃え、どれも低音から高音まで鳴りのバランスを徹底的に追究したものとしてサクソフォーン奏者たちの熱い視線を浴びている。
クラリネット吉田誠
指揮を勉強してクラリネットに見えて来たことクラリネットのソロで活躍する一方、ロームファンデーションの指揮セミナーに参加して小澤征爾氏らの薫陶も受ける26才。その音楽「武者修行」の軌跡。
ボディーボックス奏法のすすめ
鳴らない楽器ほど身体を共鳴させて吹け「楽器は鳴らさずに鳴らす。鳴らない楽器ほど身体を共鳴させて吹け……」という龍笛奏者・笹本武志さんは、和洋の管楽器に共通する「ボディーボックス奏法」を説く。
本邦クラリネット導入の歴史
by伊藤めぐみクラリネットが日本に初上陸したといわれるペリーの黒船以来、日本人の手でこの楽器がどのように我が国に導入されていったのかを明治時代の資料を中心に探る。
トロンボーン:学校現場での悲惨な現実
萩谷克己本誌389号でテナーバスとバストロンボーンをきちんと区別できていない学校現場の問題を指摘した萩谷さんが、今度はあまりに拙劣な楽器管理から来る笑えない問題を、自身の体験から紹介する。
トレヴァー・ワイの笛吹き列伝
第1回「Umzugxstsghr」英国の世界的フルート奏者トレヴァー・ワイワイ氏が、フルートの歴史に名を残した名手たちをユーモアあふれる筆致でスケッチする新シリーズ。
トピックス
ベッケ&ライエンのジョイントリサイタル
連載・コラム・その他
シャーゲル・ブラスフェスティバル
中川英二郎のトロンボーンアルバム/アンブシュアの簡単チェック法
DAIROの「白バリ」道中記/マルチで単身欧州巡業!ブッパータール&ウィーン
平野公崇の多事奏音/バッハ
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/クラウディオ・アバドの想い出
ナイディック&大島クラリネット講座/木管五重奏曲「9 by 5」
ロジャー・ボボの考えるTuba/引退だって?とんでもない!
スクランブル/ティンツ初演「竹取物語」の楽譜を発売
僕のマイスター武者修行(最終回)/楽器職人になりたい人たちへ(後編)
PRODUCTS
I.M.リガチャー
カーブド・ソプラニーノサクソフォン
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室