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388 / DECEMBER
2013年12月号
管打コンTrp部門入賞者の二人に栃本浩規さんが聞く「飛躍のきっかけは何だったの?」/フォルテピアノの魅力とその歴史:小倉貴久子/テューバ大試奏:B&Sとマイネル・ウェストン編/フランス国立放送フィル首席クラリネット:ジェローム・ヴォワザン/平野公崇&ブルーオーロラSaxカルテットの世界/Trpヨウコ・ハルヤンネの楽器遍歴/ユーフォニアム&テューバDUO「ワーヘリ」始動!/カリ・クリーックとAvanti!、一柳慧のクラリネット六重奏曲を初演/オランダのトランペットメーカー「Van Laar」代表に聞く/マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール案内/他
2013年11月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
管打コンTp部門入賞者に聞く
座談会:栃本浩規(東京藝大准教授)、松山萌(1位)、籠谷春香(2位)今年の日本管打楽器コンクール・トランペット部門では現役音大生二人が他を圧して入賞し、話題を呼んだ。そんな二人も1〜2年の頃はみんなと同じ悩み多き音大生だった。二人の共通の師・栃本浩規さんが、彼女らの飛躍の秘密に迫る!
ジェローム・ヴォワザン
「人間、固まってしまったら終わりだよ」この夏の浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに講師として初参加し、演奏でも大きな感銘を与えた氏は、欧米のクラリネット界に急速に浸透中のヤマハの新クラリネットCSGIII(日本では「イデアルG」)の開発にも関わった。
フォルテピアノの魅力とその歴史
インタビュー:小倉貴久子ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンからショパンやリストまで……大作曲家の音楽はフォルテピアノと共にあった。なのに、そのオリジナルの楽器とスタイルはまだまだ一般には知られていない。この楽器の第一人者、小倉喜久子さんに聞く。
テューバ大試奏!
B&S、マイネル・ウェストン篇管楽器専門店ダクのスペースDoに並んだテューバ、その数70本!年に一度の日本最大のテューバフェアに合わせてジャパン・テューバ・ソロイスツの人気テュービスト4人が大試奏を敢行。その中からB&Sとマイネル・ウェストンのモデルをご紹介する。
ヨウコ・ハルヤンネの「わが楽器遍歴」
なぜスパーダなのか?「音を作らなくてもイメージどおりの音が出るか、音色や音量の変化を意識しただけで変化してくれるかが楽器選びの基準。だが、すべては楽器とマウスピースの手前、つまり自分の脳にあることを忘れないでほしい。
平野公崇とブルーオーロラSaxカルテットの世界
すべての一瞬が演奏者の精神と音楽性のドキュメント「書かれた台本通りに演奏するのではなく、すべての一瞬が演奏者の精神と音楽性のドキュメンタリー」……ブルーオーロラサクソフォン・カルテットの演奏を聴くと、そんな平野さんの言葉に誰もが納得させられる。
楽器学のすすめ
第8回:管楽器の設計(1)「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
「ワーヘリ」始動!
外囿祥一郎×次田心平ユーフォニアムの外囿祥一郎と読響テューバ奏者の次田心平両氏がデュオを結成。「世界遺産=ワールドヘリテージ」を略した「ワーヘリ」を名乗って初のアルバム『スマイル』をリリースした。
Van Laar代表に聞く
トランペット&フリューゲルホルンで注目1990年に設立された比較的新しいメーカーでありながら、ハンドメイドメーカーとして急速に注目を集め、米国のジャズ奏者から欧州のオーケストラ奏者にまで愛用者を増やしているヴァン・ラー社の代表に聞く。
トピックス
一柳慧のクラリネット六重奏曲を初演
連載・コラム・その他
マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール案内
中川英二郎のトロンボーンアルバム/トロンボーン奏法のヒント
DAIROの「白バリ」道中記/ボストン弾けた!
平野公崇の多事奏音/音程(1)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ドイツとベルギーの4都市を巡る
ナイディック&大島クラリネット講座/クラリネット協奏曲(その2)
ロジャー・ボボの考えるTuba/5000年の孤独
スクランブル/日高剛さんの「ホルンと彫刻の夕べ」
僕のマイスター武者修行/なんかおかしくね?
PRODUCTS
P.ハンミッヒ製木製アルトフルート
キューンル&ホイヤー「M'sモデル」
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室