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389 / JANUARY
2014年1月号
バボラークに続きチェコから登場したホルンの俊英:プジェミスル・ヴォイタ/ウィーンフィルのバストローンボーン奏者への道:マーク・ガール/ヤマハ新クラリネット「KF」対談:藤井一男×タラス・デムーチシン/高野成之さんに聞くA足部管フルートの活用法/ミラノ・スカラ座首席オーボエ:ファビアン・トゥーアン/トロンボーンに対する学校現場の無理解:萩谷克己/パリ音楽院第2課程Sax第1号:伊藤あさぎ/浜松に鳴り響くウィーンスタイルの吹奏楽とTrpコアー/チェコの若きDr.クラリネット:イルヴィン・ヴェニシュ/東京音コン木管部門1位K.イシュトヴァーン/他
2013年12月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
プジェミスル・ヴォイタ
バボラークに続きチェコから登場したホルンの俊英2010年のミュンヘン国際コンクールでホルン部門1位とあわせ、聴衆賞、新作演奏賞、オーケストラ特別賞も受賞し「完全優勝」として話題を呼んだチェコの新星。
ウィーンフィル・バスTrb奏者への道
マーク・ガールカール・ヤイトラー氏の後任として2012年からウィーンフィルのバストロンボーン奏者。もともとトロンボーンで入団し、途中からポジション替えをした異色の経歴を持つ。B&Sの監修者にも抜擢され、注目度が高まるウィーン期待のトロンボニスト。
ヤマハの新クラリネット「KF」を吹く!
対談:タラス・デムチシン×藤井一男ヤマハの新クラリネットはこれまでのヤマハには無かった数々のアイデアが盛り込まれている。この楽器に魅了されたデムチシン氏は九州交響楽団で活躍する話題の若手。開発にかかわった藤井一男氏が聞く。
A足部管フルートの活用法
東京交響楽団・高野成之さんに聞く三響フルートが開発した最低音が通常のH足よりも2半音分さらに低く出るA足部管付きのフルートに注目し、オーケストラで使っているという高野さん。その活用法とあわせ、様々なアイデアに満ちた氏のフルート世界を覗かせていただいた。
ファビアン・トゥーアン
「リードに依存し過ぎないほうが良い!」名門ミラノ・スカラ座で大歌手たちの名脇役をつとめる首席オーボエ奏者は、フランスに生まれパリ音楽院に学んだフランス人。スイスのルガノ、ロンドンのロイヤルカレッジでも教え、指導にも定評がある。
サックスで初めてパリ音楽院第2課程に学ぶ
伊藤あさぎ一般大学と同じような卒業資格を与えるために2008年から第1課程(学士3年)と第2課程(修士2年)の二つのコースに分かれた国立パリ高等音楽院。伊藤さんはその修士課程に学んだサクソフォニストの第1号となった。
楽器学のすすめ
第9回:管楽器の設計(2)「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
トロンボーンを巡る学校吹奏楽現場での混乱
萩谷克己氏が緊急提言トロンボーン以外の読者の皆さん、左の二つのトロンボーンの違いがお分かりですか? 指導者に恵まれた学校はともかく、弱小のスクールバンドほど楽器の知識は乏しくなる。「特にトロンボーンの場合は問題が深刻だ」と萩谷克己さんが緊急提言。
ウィーンスタイルの吹奏楽とトランペットコアー
K.ヤイトラー+天竜楽友吹奏楽団+浜松トランペットコアーウィーン音楽文化の担い手の一つとしてウィーンの多くの音楽家を育んだウィーンスタイルの吹奏楽とトランペットコアー。その響きに見せられた浜松の愛好家たち。
イルヴィン・ヴェニシュ
フォルクローレから現代音楽までをカバーチェコの若い世代で最も活躍するクラリネット奏者の一人は、名門プラハ芸術アカデミーで博士号を取得。のみならず東欧の民俗的なクラリネット音楽も積極的に演奏し、クラリネットのレパートリーに新しいジャンルを切り開いている。
トピックス
コハーン・イシュトヴァーン
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/むかしの自分に重ね合わせ…
DAIROの「白バリ」道中記/マルチで単身欧州巡業!
平野公崇の多事奏音/音程(2)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/アンスネス氏とベートーヴェンジャーニー
ナイディック&大島クラリネット講座/クラリネット五重奏曲(その1)
ロジャー・ボボの考えるTuba/島国に「パッション」は存在するのか?
スクランブル/ユーフォニアム岩黒綾乃デビューCD
僕のマイスター武者修行/Trp高見信行君のこと
コハーン・イシュトヴァーン/クレズマーが身近にあった
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パルメノン・フルート
ビュッフェ・クランポン「センゾ」
CD評
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