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387 / NOVEMBER
2013年11月号
スカラ座首席クラリネット:ファブリチオ・メローニ「オペラに育まれたイタリアのクラリネットのDNA」/ロスフィル首席トラペット:トーマス・フートゥン「カイゼンでメジャーオケ首席の座を手にした」/バック・トランペット限定モデルを選ぶ/前バーゼル交響楽団首席フルート笠井潔さんを迎えて/雲井雅人サックス四重奏団:マスランカの新作を語る/速報:ファゴット小山莉絵さんミュンヘン最高位!/集中連載(3)最終回・サクソフォン興亡史:サックス界を制するのは誰か?/連載(7)楽器学のすすめ:管楽器の発音(4)/第30回日本管打楽器コンクール/マイケル・ラス/他
2013年11月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
ファブリチオ・メローニ
オペラに育まれたイタリアのクラリネットのDNA数々のクラリネットの名旋律を生んだイタリアはヴィルトゥオーゾたちが活躍したクラリネット大国でもあった。イタリア最高の歌劇場で伝統の座を守りソロでも幅広いレパートリーで活躍するメローニ氏を迎えた。
トーマス・フートゥン
私は「カイゼン」でメジャーオケ首席の座を手にした9月にヤマハから発売された新世代のシカゴモデルを手に初来日。世代交代が進むアメリカのメジャーオケの中でも「ナンバーワンの注目株」の呼び声が高い若き俊秀をご紹介。
(Photo : Silvia Lelli)
笠井潔さんを迎えて
対談:笠井潔×大岩元「ヨーロッパの音大は変わりつつある」スイスの名門オーケストラで長く首席として活躍する傍ら、バーゼル音楽院で多くの後進も育てた笠井さんと、ITと音楽マネジメントの新しい領域で人材の育成を図る大岩さんの「東大オケ」同窓対談。
バック・トランペット限定モデルを選ぶ
日本向けの特別仕様4モデルを試奏&トーク日本のバック・ユーザーの声に応え、バックが日本のプレイヤーに向けて特別仕様の限定モデルを製作。NYヴィンテージを彷彿させるアニバーサリーモデルから世界のスタンダード180ML37SPのスペシャルエディション3機種までを東京佼成ウインドオーケストラの3氏が試奏した!
雲カル、マスランカの新作を語る
「この曲が僕らを待ってくれていた!」雲カルが共同委嘱し、昨年9月にヤマハホールで世界初演されたデイヴィッド・マスランカの新作《ソングス・フォー・ザ・カミング・デイ》がCDになり10月にリリースされた。前作以上に人間の内奥に迫るこの感動的な作品に取り組んだ4人が語る。
サクソフォン興亡史
第3回(最終回):サクソフォン界を制覇するのは誰か?アドルフ・サックスの生誕2百年を迎えようとする今、サクソフォン界の勢力地図は混迷を極めている。時代に応じて変化を続けて来たサクソフォンの命運は? そして未来のサクソフォンの姿とは?
楽器学のすすめ
第7回:管楽器の発音(4)「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
ヤマハXeno設計者に聞く
第2世代シカゴモデルの改良点を惜しみなく投入し…現行第3世代の発売から12年。第2世代シカゴモデルの進化における改良点を惜しみなく投入した第4世代Xenoが登場。圧倒的なレスポンスの良さと絶妙な抵抗感、豊かな響きに注目!
マイケル・ラス
Trb改造のスペシャリストからブランドを立ち上げるマイケル・ラスのトロンボーン・ワークショップが9月8日、ジョイブラスで行われたのを機会に、初来日したラス社長に話を聞いた。
トピックス
第30回日本管打楽器コンクール
ファゴット小山莉絵さんがミュンヘン最高位
連載・コラム・その他
第30回日本管打楽器コンクールを聴いて(神代修)
中川英二郎のトロンボーンアルバム/中川英二郎選定品の選定法
DAIROの「白バリ」道中記/ヴィンテージ!
平野公崇の多事奏音/審査員(2)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ルツェルン音楽祭でのアバドとLFO
ナイディック&大島クラリネット講座/クラリネット協奏曲
ロジャー・ボボの考えるTuba/ホルン・レッスン(2)
スクランブル/N響首席クラリネット松本健司さんのソロアルバム
僕のマイスター武者修行/菊本和昭の背中はやっぱりかっこいい
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CD評
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