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378 / FEBRUARY
2013年2月号
バイエルン放送響首席ホルン奏者エリック・テルヴィリガー:アメリカからドイツへのホルン人生/トロンボーン・マウスピースの選び方:萩谷克己/フルート斎藤和志の世界:上達するということへの誤解/クラリネットの名手フランソワ・ベンダ:楽器の改良に意欲を燃やす/フィンランド放送響トランペット櫻木厚子/仙台フィル首席オーボエ西沢澄博:師・宮本文昭との日々/鳴りにくいリードが鳴りやすくなる!?:ぶるぶるくん見参!(後編)/連載(水)サクソフォンのヴィブラート/サンフランシスコ響副首席ホルン奏者ニコル・キャッシュ/ウィルソンユーフォニアム祭/他
2013年1月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
エリック・テルヴィリガー
アメリカからドイツへのホルン人生
アメリカからドイツに渡り、ドイツのオーケストラ界の代表的なホルニストにまで上り詰めたテルヴィリガー氏の異色のキャリアを追う。
トロンボーンマウスピースの選び方
萩谷克己「金管楽器はマウスピースが命で、楽器はその次」とまでいう萩谷さんには、これまでのトロンボーン人生の中で培ったマウスピース選びのノウハウがぎっしりと詰まっていた。
斎藤和志の世界
「上達する、ということへの誤解」オーケストラだけでなく、現代音楽やコンテンポラリーなポップスなどでも特殊奏法を駆使し、コントラバスフルートでも新境地を開拓する斎藤和志さんが、自身の「技術論」を開陳!
フランソワ・ベンダ
楽器の改良に意欲を燃やすロマン派時代の楽器から多くのヒントを得てベルやバレルを開発するなど、演奏や指導で世界的に活躍するだけでなくクラリネットの開発・研究家としての顔も持つ異能の人をご紹介。
「京芸」から北欧第一のオーケストラへ
櫻木厚子スウェーデン、ドイツに学び、ついには北欧の名門オーケストラ、フィンランド放送交響楽団のオーディションを突破、名手ヨウコ・ハルヤンネが率いるトランペット・セクションの一員として迎えられた女流トランペット。
師・宮本文昭との日々
西沢澄博多くのオーケストラ奏者を生み出している東京音楽大学の宮本文昭門下で、最初にオーケストラに就職を果たしたのが仙台フィルの西沢さんだ。師の熱いレッスンぶりを振り返ってもらった。
「ぶるぶるくん」見参!
鳴りにくいリードが鳴りやすくなる!?(後編)リード調整の時間を劇的に縮め「音楽する時間」を増やそう。研鑽6年、「ぶるぶるくん」が完成。鳴りにくいリードが鳴りやすくなり、へたったリードも9割が蘇生する! 興味津々の発明と発見の軌跡を追う。
サクソフォンのヴィブラート
フェルリング48のエチュードを使ってクラシカル・サクソフォンのヴィブラートの誕生と発展を跡づけ、イベールを始めとするさまざまな曲での演奏例とヴィブラートの訓練法を詳しく分析する。
師コーラーの遺産を継ぐ「オケスタ」を出版
グラーツ歌劇場テューバ奏者のエァリッヒ・ベンデルが、師のウィーンフィルでの演奏の経験を記した「手書きの教材」をもとにオーケストラ・スタディの校訂譜を出版。
ウィルソン・ユーフォニアムフェスティバル
舞台所狭しと並んだユーフォニアム奏者、その数100人超! その全部がウィルソンプレイヤー! 日本を代表するユーフォニアム奏者たちの競演・熱演が繰り広げられたユーフォニアムファンにはスペシャルな一日をリポート。
トピックス
ニコラ・キャッシュ
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/コンサートの美味しいプログラミング法
DAIROの「白バリ」道中記/練習の愉しみ
平野公崇の多事奏音/即興 15
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/アンスネス、オロスコ=エストラーダとの共演
ナイディック&大島クラリネット講座/エリオット・カーターのクラリネット作品
ロジャー・ボボの考えるテューバ/ウォーミングアップはどんな人に必要か?
ホルン日高剛さんのソロアルバム
僕のマイスター武者修行/楽器作りの分業化は悪いことか?
PRODUCTS
パウエル・ソノーレ・ピッコロ
シャイアーズC管Trp「ビルガーモデル」
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室