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376 / DECEMBER
2012年12月号
ソロピッコロのパイオニアはマルセイユ楽派:ジャン=ルイ・ボーマディエ/フランスのトランペットの名教師ピエール・デュト:日本の金管楽器教育への提言/ポール・メイエ:フランスの音と私の音、ディヴィンヌの音/オーボエ加瀬孝宏:コンセルヴァトワール式運指のすすめ/楽器メーカーの名門の歴史を写真と資料で辿る:アレキサンダー家のアルバム/鳴りにくいリードが鳴りやすくなる!?:ぶるぶるくん見参!/集中連載(月)サクソフォンのヴィブラート/NICKのサクソフォン用マウスピースと樹脂製リード:宮崎真一/第10回国際オーボエコンクール/ティンツ韓国公演/他
2012年11月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
ジャン=ルイ・ボーマディエ
ソロ・ピッコロのパイオニアはマルセイユ楽派誰よりも早くピッコロ・ソロのジャンルを開拓し、現在まで多くの録音を残しつつ、さらにレパートリーの開拓を現代の作曲家たちにまで拡大しようとするパイオニア精神は今なお変わらない。
記事サンプル
ピエール・デュト
大学レベルに達していない音大生をどう教えるか?「トランペットの世界観だけでなく、人生までも間違いなく変える」とアンドレ・アンリ氏が断言するフランスの名教師。国からトランペット教師育成のトップに任命され、世界各国でマスタークラスを行っている氏が日本の金管楽器教育について様々なアドバイスを送る。
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ポール・メイエ
フランスの音と私の音、ディヴィンヌの音…「音色は一つではなく、あらゆる可能性を引き出したい」……話題のディヴィンヌを手に旺盛なソロ活動をつづけ、指揮でも花を開かせつつあるクラリネット界のスターが語る「わがソノリテ」。
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アレキサンダー家のアルバム
名門楽器メーカーの歴史を写真と資料で辿る創業者の家系が家族経営を貫いて来た稀有な楽器メーカー、アレキサンダー社230年の歴史を、7代目に当たる現社長フィリップ・ゲオルク・アレキサンダーの解説で振り返る。
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コンセルヴァトワール式運指のすすめ
加瀬孝宏(東京フィル首席オーボエ)現代のオーボエが開発されたと同時に編み出され、100年以上もの伝統がありながら日本ではいまだその正式な指使いが十分には浸透していないコンセルヴァトワール式の運指。東京フィル首席の加瀬さんは、「高音域を安定して演奏するには必須のもの。もっと広く認知されて欲しい」と呼びかける。
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「ぶるぶるくん」見参!
鳴りにくいリードが鳴りやすくなる!?(前編)リード調整の時間を劇的に縮め「音楽する時間」を増やそう。研鑽6年、「ぶるぶるくん」が完成。鳴りにくいリードが鳴りやすくなり、へたったリードも9割が蘇生する! 興味津々の発明と発見の軌跡を追う。
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スタジオミュージシャンの世界
オーボエプレイヤーから見たハリウッドの掟(後編)「たいていの人は、スタジオでの仕事はコンサート・オーケストラでの演奏とは全く違うということを知らない。そして、スタジオ・ミュージシャンの演奏レベルの高さと特殊なスキルを過小評価する人も多い……」
サクソフォンのヴィブラート
マルセル・ミュールから現代までクラシカル・サクソフォンのヴィブラートの誕生と発展を跡づけ、イベールを始めとするさまざまな曲での演奏例とヴィブラートの訓練法を詳しく分析する。
記事サンプル
NICKのマウスピースと樹脂製リード
ベルリンフィルやウィーンフィルのクラリネット・セクションが使い出したことで知られるNICKのマウスピースと樹脂製リードは、サクソフォンでも評価が高い。宮崎さんは「普通のリードがせいぜい打率3割だとしたら、Nickの組み合わせはとてつもなく高打率!」という。
トピックス
第10回国際オーボエコンクール・軽井沢
トロンボーンQRティンツの韓国公演
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/超高速音階練習法
DAIROの「白バリ」道中記/音楽って素晴らしい!
平野公崇の多事奏音/即興 14
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ルツェルン祝祭管弦楽団ツアー
ナイディック&大島クラリネット講座/ソナタ第2番第3楽章のC♭
ロジャー・ボボの考えるテューバ/教え子に追い越されることは幸せだ
オリパパの還暦コンサートとCD
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