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372 / AUGUST
2012年8月号
ホルンのラデク・バボラーク:ベルリンフィルからソロイストへの転身「決断が遅すぎた」/ペーター=ルーカス・グラーフ83歳の心技体/トランペットのエチュードを使いこなす:佛坂咲千生×菊本和昭(前編)/セルマー・ヴィンテージクラリネットの魅力:鈴木直樹/東京都交響楽団ホルン岸上穣:エサ・タパーニ先生から教わったこと/実験:管楽器の中では何が起こっているか?(第1回フルート編)/ビュッフェ・クランポンの新オーボエ「Orfeo」を語る:青山聖樹×エリック・スペラー/ザ・テューバ・バンド9回目のリサイタル/オイロス・アンサンブルを聴いて/他
2012年7月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
ラデク・バボラーク
バボラークが「本音」も交えて大いに語った!100年に一人の才能といわれたバボラークもソロイストとしてのキャリアは36歳にしてまだ2年目。ベルリンフィル首席というオーケストラ界の最高峰にまで上り詰めたこれまでの経験は、彼にとってどんな意味を持っていたのだろうか?
ペーター=ルーカス・グラーフの心技体
「前に進んでいると思えなくなったらフルートをやめる」78歳でバッハのソロアルバムを出し、80歳を超えてなお旺盛なソロ活動を展開するグラーフ氏に、誰もが聞きたいと思う質問をぶつけてみた。
トランペットのエチュードを使いこます!
対談:佛坂咲千生×菊本和昭(前編)トランペットの世界では数多くのエチュードの他に、基礎的なトレーニングを積むための様々なエクササイズ本も出版されている。そうしたものをどのようにレッスンや自分の練習に取り入れたら良いだろうか? 2回に分けてお届けする。
管楽器の中では何が起こっているのか?
第1回:フルート編(前編)どこでも手に入る機材を使って目には見えない楽器内の空気の振動を観察し、管楽器が鳴っているとき楽器の中では何が起こっているかをフルートを例に解説。
セルマー・ヴィンテージ・クラリネットの魅力
ジャズクラリネットの鈴木直樹さんに聞くジャズクラリネットの世界でセルマーがかつてない全盛を迎えた時代がアメリカにあった。ベニー・グッドマンやアーティー・ショーといったジャズ界の巨匠たちが愛したその楽器を手にすると、紛れもなくその時代の音がする……。
岸上 穣
エサ・タパーニ先生から学んだこと東京藝大のマスタークラスでフィンランドの名手タパーニの音色に衝撃を受け、彼が教えるフランクフルト音大に留学。そこで学んだことは……。
新製品「オルフェオ」を語る
対談:青山聖樹×エリック・スペラービュッフェ・クランポンから新しく発売された「オルフェオ」は、グリーンラインの可能性を最大限に高めたモデルとして大きな話題を呼んでいる。開発に公式テスターとして関わったエリック・スペラー氏と、N響首席の青山聖樹さんにその魅力を語ってもらった。
オイロス・アンサンブルの響を堪能!
オイロス・アンサンブルがフルートの佐久間由美子氏のプロデュースによる多彩な編成と響きで、2日間にわたり室内アンサンブルの醍醐味を満喫させてくれた。
ハーセス王国に棲んだ日々
シカゴ響でハーセスと演奏を共にしたT.ケントの回想録シカゴ響金管セクションに君臨した首席トランペット、アドルフ・ハーセス。その人を師と仰ぎ、18年間演奏の苦楽を共にした高弟ティモシー・ケントが綴る回想録。
トピックス
ザ・テューバ・バンド
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/音楽を人に伝える難しさ
DAIROの「白バリ」道中記/Be Happy Jazz Festival
平野公崇の多事奏音/即興 10
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/わたしが魅せられた他の楽器たち(2)
ナイディック&大島クラリネット講座/ソナタ第2番・第3楽章/全体の構造
ロジャー・ボボの考えるテューバ/私のテューバ人生(1)
ブラス・エクストリーム・トウキョウのCD
僕のマイスター武者修行/日本で楽器屋さんを開く夢
PRODUCTS
リード調整器「リード・ギーク」
ヨーゼフ・クラリネットの新ラインナップ
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室