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397 / SEPTEMBER
2014年9月号
サイレントブラスを科学する:新サイレントブラスに使われたテクノロジーとは?/第8回神戸国際フルートコンクール1位:セバスチャン・ジャコー/栃本浩規のトランペットこだわり対談:中山隆崇(都響)さんは粘膜奏法に悩む人たちの救世主/東京フィル首席オーボエ荒川文吉:初のオーディションで東フィル合格/国際トランペットギルド2014年カンファレンス報告/ホルンカルテット「DUSHI」デビュー/ネオブラスバンド英国遠征/集中連載第4回:ロマン派のオーケストラで使われたトランペットの歴史/連載ヴィンテージSAXの遊び方:コーン「ネイキッド・レディ」/他
2014年8月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
サイレントブラスを科学する!
新サイレントブラスに使われたヤマハ自慢のテクノロジー小型・軽量化され吹き心地も向上したピックアップミュートと、生楽器の音を再現する新技術を搭載したパーソナルスタジオを組み合わせることで、これまでにない自然な吹き心地を提供するヤマハの新しいサイレントブラスには、ヤマハが世界に誇るさまざまな技術が凝縮されていた。
セバスチャン・ジャコー
驚異の「無手勝流」フルート奏者「アイスダンスはペア競技でスイスで準優勝、サーカスも20年ほどやっています」……いったい誰のインタビューなんだ、と混乱してしまいそうだが、昨年の「神戸」で圧倒的な演奏を聞かせたフルーティストに間違いはない。数度にわたる密着取材を敢行してさらに面白い話を聞き出した!
「粘膜奏法」に悩む人たちの救世主
ゲスト:中山隆崇さん(都響Trp奏者)トランペットの栃本さんが「この人の話を聞きたい!」というこだわりの人を招くトランペット対談の新シリーズ。第1回は、意外に見落とされがちな奏法の基本問題について都響の中山さんに聞いた。
オーボエ:荒川文吉
初のオーディションで東フィル首席に合格東京藝大在学中に東フィルの首席オーディションに合格し、大学院に通いながらのオーケストラ生活に踏み出したばかり。中2のときから広田智之氏に師事し、自身「純粋培養で育ったようなもの」と語る荒川さんにも、藝大時代にスランプはあったという。
国際トランペット・ギルド2014カンファレンス
若手の台頭とベテランの健在ぶりをこの目で見た!世界のトランペット界の動向を目の当たりにできる年に一度の国際カンファレンス。今回も豪華なゲストを世界から迎えて演奏やレクチャーを堪能できた。また、日本人には嬉しいビッグニュースも!
19世紀のトランペットの歴史
ロマン派のオーケストラではどんなトランペットが使われていたのか?古典派以降、ロマン派から近代までのオーケストラでは実にさまざまなトランペットが使われて来た。国によって、あるいは作曲者によっても異なるその用法を詳しく解説し、日本では知識が大きく欠落しているこの時代のトランペットの姿を明らかにする。
ヴィンテージSAXの遊び方
新連載第4回:コーン「ネイキッド・レディ」サクソフォンの発明当時から現行機種ギリギリまで数あるヴィンテージ・サクソフォンを、毎号1本ずつ写真とともに紹介し、楽器史という側面からこの楽器の歴史と物欲の泥沼へご案内!
ホルンカルテット「DUSHI」デビュー
どこよりも親密で楽しいアンサンブルを目指す!この10月、注目のホルンカルテットがデビューする。従来のブランドイメージをさらに高めて世界のホルン奏者たちに愛用者を増やしているハンス・ホイヤーを手に、どこよりも親密で楽しいアンサンブルを目指す4人に聞いた。
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