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380 / APRIL
2013年4月号
四つの扉を開いたフランス初の女性トロンボーン奏者:イヴリズ・ジラール(前編)/市販トランペット・マウスピースガイド:主要メーカー22社を一挙紹介(前編)/良いリード?悪いリード?誰にでも出来る良いリードの見分け方/不動のメンバーで16年:金管五重奏団BuzzFive/バイキングの国のビッグなテュービスト:エリック・ジェルデビック/国際オーボエコンクールを振り返る:札響首席オーボエ金子亜未/ジャパン・シンフォニー・ブラス・リング/連載第2回:楽器学のすすめ/オレゴンから日本の皆さんへ:飯森理信/連載(金)サクソフォンのヴィブラート/他
2013年3月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
イヴリズ・ジラール
四つの扉を開いたフランス初の女性トロンボーン奏者
フランスの管楽器界では意外にも女性の進出は遅れており、国立パリ高等音楽院を卒業した初の女性トロンボーン奏者はこの人をもって嚆矢とする。女性に対する偏見渦巻くなかで、さまざまな困難に遭いながらも確実に道を開いてきたジラール氏の半生を、次号との2回にわたってご紹介する。
市販トランペット・マウスピース・ガイド
最新トレンドから定番まで…前号のトロンボーンにつづき、今号と次号でトランペット・マウスピース22社をご紹介する。本誌「金管ヴィンテージの知恵袋」を連載した吉野和孝氏が各メーカーの由来と代表的なモデルの特徴を解説。
Buzz Five
不動のメンバーで16年東京藝大の室内楽の授業で立ち上げたアンサンブルが、顔ぶれも変わらずに16年間も活動を続け、日本を代表するブラスクインテットの一つに成長した軌跡を追う。
エリック・ジェルデビック
音域も音量も歌も、すべてがビッグ!
「世の中にはまだまだこんな傑物がいる!」と誰もが驚いたのではないだろうか? 2月14日の「ザ・テューバ・バンド」第10回記念演奏会にゲスト出演した氏は、これが初来日。テューバの限界を一回り大きくしたテクニックに支えられて朗々たる歌を聞かせ、聴衆を魅了した。
良いリード、悪いリード
リードの内部構造を観察する箱から出して試し吹きする前に、ほんのわずかの手間でリードの「素性」を判断できる方法を発見! 国際クラリネット協会機関誌に掲載された興味深い記事をご紹介する。
金子亜未
国際オーボエコンクール・軽井沢を振り返る第1回コンクールの辻功さん以来の快挙を成し遂げた金子さんは、昨年7月、札幌交響楽団で首席としてオーケストラ生活をスタートさせたばかり。充分な準備も出来ないまま、オーケストラの仕事の重圧を抱えながらコンクールに臨んだという。
楽器学のすすめ
第2回:波の正体「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供する新シリーズ。
サクソフォンのヴィブラート
サクソフォン奏者のヴィブラート比較クラシカル・サクソフォンのヴィブラートの誕生と発展を跡づけ、イベールを始めとするさまざまな曲での演奏例とヴィブラートの訓練法を詳しく分析する。
オレゴンから日本の皆さんへ
飯森理信米国オレゴン州のポートランドで教鞭をとるかたわら、さまざまな楽器で演奏活動を行っている飯森さんから本誌の記事について投稿を頂いた。
トピックス
ジャパン・シンフォニー・ブラス・リング
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/ジャズのルーツは私の原点
DAIROの「白バリ」道中記/旅立ちのとき
平野公崇の多事奏音/即興17
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/2月にあった三つのイベント
ナイディック&大島クラリネット講座/《GRA》二つの異なるキャラクターと「3」
ロジャー・ボボの考えるテューバ/マグダレーナ(続)
クラリネット橋本杏奈
僕のマイスター武者修行/またしても恐怖のTV取材
PRODUCTS
フルート頭部管「Song」
B&Sテューバ「ペラントーニ・モデル」
AZUMI Flute byアルタス
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室