特集
トレヴァー・ワイ
古くて新しいフルートの構え方、教えます!19世紀に提唱された手に負担をかけない合理的なポジションが、いまヨーロッパやアメリカのフルーティストたちに見直されている! 名教師にしてショーマンシップ溢れる演奏でも知られるイギリス・フルート界きっての知性派が語る。
大森 悠:東大7年生からのオーボエ人生
バイトとアマオケ半々の生活から心機一転都立高校オーケストラでオーボエを始めたときは楽譜が全く読めなかったという大森さん。「ジュネスに参加してまわりから誉められ、プロの道もありかなと思った」ことから七転び八起きのオーボエ人生が始まる。
ロバート・サリヴァン
師ギターラに学んだことニューヨークフィルからクリーブランド管弦楽団を経て、現在は躍進著しいシンシナティ響首席として活躍するサリヴァン氏は、往年の名手アルマンド・ギターラの晩年の弟子にあたる。師に学んだ奏法や楽器の話とヤマハ・ゼノ・アーティストモデル開発の経緯を聞く。
北欧に学んだトランペット同門対談
対談:太田恭史×山内博史シベリウス音楽院で名手ヨウコ・ハルヤンネに師事した二人が、これから留学を志す若者のために、フィンランドと日本の音大生気質とシステムの違い、言葉の壁がもたらした悲喜劇までを率直に語る。
バリトンSAX:栃尾克樹
バリトンサックスを吹く僕の「立ち位置」クラシカル・バリトンサックスの第一人者として活躍する氏が、好きなプレイヤーから今まで使って来た楽器、アンサンブルにおけるバリトンサックスの演奏法やソロワークなどについて語る。
菅原潤さんの中古フルートの世界
中古ヘインズと半木管フルートを楽しむ「頑張って人に勧めようとは思わない。遊びですよ遊び!」と言いながら楽しそうに取り出してくる中古フルートの数々……。なかでも学生の頃からの憧れだったというオールド・ヘインズは菅原コレクションの目玉だ。古いものを再生し、時と場合に応じて演奏に使い楽しむ。そんな大らかな菅原流中古フルートの楽しみ方をご紹介。
アレキ103「ハンドハンマー仕上」を語る
座談会:久永重明、金子典樹、日高 剛アレキサンダー103に「ハンドハンマー仕上」のオプションが加わった。ベル胴と呼ばれる部分を熟練のマイスターが丁寧にハンマリング(ハンマーで叩いて金属の密度を高める)を施すというもので、型番末尾に“HG”が加わる。
ジャズクラに学ぶ音(後編)
対談:谷尻忍×谷口英治かすれた音から張った音まで、言葉をしゃべるように自由に音を変化させるジャズクラリネット。その豊かな表現力に学ぶべきことはたくさんある。前号につづき、今号は音質や録音された音などについてジャズ、クラシックの第一人者が語り合う。
箱根で楽しむウィーンの管楽アンサンブル
BRASS de FEST in箱根「ウィーン式管楽器アンサンブル」を体験できるイベントがこの夏、箱根で開催される。これまでの管楽器イベントとは一味も二味も違う内容になりそう。企画したヤマハ株式会社マーケットRAND部企画推進グループの佐藤雅樹さんに聞いた。
トピックス
日橋辰朗
連載・コラム
中川英二郎のトロンボーンアルバム/視聴者からいただいた似顔絵
DAIROの「白バリ」道中記/落ち込んでいるあなたへ
吉野和孝の金管Vintageの知恵袋/ボブ・リーブス
平野公崇の多事奏音/マッサージ
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/オーレ・クリスチャン・ダール
ナイディック&大島クラリネット講座/ブラームスのクラリネット三重奏曲
ロジャー・ボボの考えるテューバ/ホルン奏者への質問
スクランブル/劉陽子&劉暢デュオコンサート
僕のマイスター武者修行/ドイツ人のオーバーホールの意味
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ヴェンツェル・マインルGLTホルン
RICOレゼルヴ・クラシック・リード
CD評
木幡一誠の今月のCD
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ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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