特集
ジェームズ・ゴールウェイ70歳!
成功したければ「ソノリテ」を続けるべきだランパル亡き後、フルート界のスーパースターの座に君臨し続けているジェームズ・ゴールウェイ。世界のあちこちで氏の古希を記念するイベントが行われている中、この10月に来日。衰えない氏のテクニックや音色の秘訣は「ソノリテを続けていることにある」という。
マティアス・ヘフスのトランペット万華鏡
17種類の楽器を駆使してコンサートや録音に大活躍ジャーマンブラスの旗手として知られるようになり今や「世界が注目するソロイスト」の評価を確立したヘフスは、各種トランペットやナチュラルトランペット、キートランペットなど17種類を駆使してコンサートやレコーディングに大活躍! その柔軟な楽器観を聞いた。
王 亮 (リャン・ワン)
チャンスはいつもペアでやって来たニューヨークフィルの木管セクションの中で、一人黒髪の若い東洋人が奮闘している姿をご覧になった方は多いはず。2006年に同団首席オーボエになった中国人のワン・リャンさん、まだ29歳だ。北京中央音楽院から17歳でアメリカに渡った氏が、自らの才能と努力で掴んだアメリカン・ドリームを振り返る。
山形交響楽団・金管セクション
人口25万人の地方都市で、どこよりも早くピリオド楽器を導入飯森範親指揮「山響ブルックナー」で一躍日本のクラシックファンに注目され、意欲的なプログラムと質の高い演奏で今や地方都市オーケストラの中で最も旬なオーケストラとなった山形交響楽団。意外にもその金管セクションがどこよりも早くナチュラル管を導入し成果を上げていることはあまり知られていない。
白水大介×菊本和昭
ラインホルト・フリードリヒに学んだ「唇の振動とエアと楽器」の関係オーケストラ、ソロ、アンサンブルとマルチに大活躍中の二人は、偶然にもドイツの名手ラインホルト・フリードリヒに決定的な影響を受けた者どうし。さらに、氏から学んだことを実践に生かすうちに、二人ともにヤマハ・トランペットに行き着いた…。
荻野 昇
ビッグバンドプレイヤーも中学の教師も経験して今の僕がある!東京交響楽団の首席としてだけでなくジャズバンド「篠崎秀樹とスウィート・ファンタジア・オーケストラ」でも活躍するマルチプレイヤー。一方で誰よりも音色にこだわり、クルトワを愛するトロンボニストでもある。そんな荻野さんが歩んで来た異色の道……。
ボルドーのオーケストラ席から
ボルドー・アキテーヌ管弦楽団首席テューバ奏者:水中豊太郎フランスのオーケストラで活躍する数少ない日本人音楽家の目から見たフランスのオーケストラ事情。
アーノルド・ジェイコブスはかく語りき
「ヴィブラートを使え!」ほぼ70年以上にわたり何千人もの生徒を教えた元シカゴ響の伝説のテュービスト、アーノルド・ジェイコブス。多くのミュージシャンが恩恵を受けた彼のアイデアと、そのヴァリエーションをトピックごとに書き記した注目の連載。
ユーフォニアム:児島瑞穂
白夜の国に音楽人生を切り拓くシベリウス音楽院に学びフィンランドに定着したユーフォニアム・プレイヤーが語る、ヨーロッパ留学を目指す人たちへのメッセージ。(Photo:Pekka Saarinen)
トピックス
第9回国際オーボエコンクール・軽井沢
連載・コラム
中川英二郎のトロンボーンアルバム/僕の楽器選定法教えます
DAIROの「白バリ」道中記/とりあえずウォーキング
吉野和孝の金管Vintageの知恵袋/ボストン
平野公崇の多事奏音/野外ステージ
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/久々のパリ公演
ナイディック&大島クラリネット講座/アインガングとオーナメント
ロータリートランペット大百科/オクターブキィの使い方
ロジャー・ボボの考えるテューバ/ブラス界は女性の時代?
スクランブル/東京フィルの吹奏楽フェスタ
僕のマイスター武者修行/すべてのバルブは2種類に分かれる
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ヤマハ新ロータリートランペット
ストンビ新トランペット
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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