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演奏に指導に録音にと、以前にも増して世界を股にかけた活躍を見せる工藤さんは、自ら頭部管を削るほど楽器を熟知し、楽器に対するこだわりも人一倍。工藤さんのそんな姿に身近に接して来たフルーティスト秋山君彦さんが氏の音楽観、楽器観に迫る。

ＮＨＫ交響楽団首席として四半世紀のキャリアを重ね、日本を代表するトランペット奏者の一人としてますます円熟度を増している今、アメリカ留学時代やオーケストラ生活を振り返り、新しく手にしたトランペットについて熱く語る。

パリ音楽院のクロード・ドゥラングル教授にとっても初の女性生徒だったというルマリエ千春さん。夫で同じサクソフォン奏者のヤン・ルマリエ氏との結婚・出産という体験を通して、「女性サクソフォン奏者には男性には教えられないことがやはりある」と語る。

今年４月から７月まで延べ３ヶ月にわたり都内の５つの楽器店で開催された一連のコンサートには、13団体が出演。かつてないこのイベントをステージと客席からのレポートで振り返る。

北極圏までわずか300km。フィンランドの白夜のリエクサで行われた国際金管楽器音楽祭を現地取材。世界の名手が指導するマスタークラスや、カナディアンブラス、ムノツィルブラスなども出演したブラスコンサート、金管五重奏コンクールなどをレポートする。

（Photo © Pekka Saarinen）

一般大学を卒業後、東京藝大別科を経てオランダに留学。帰国後は広島交響楽団、日本フィル、読売日本交響楽団を経て、NHK交響楽団に入団。現在はそれまでの「下吹き」から「上吹き」にポジションを変えて新しい世界に臨んでいる日高さんのオーケストラ・ホルンの話。

コンクール入賞者の中にヴィルシャーを愛用する人が圧倒的に多いことが話題を呼んでいる中で、昨年のミュンヘン国際コンクールで３位入賞した金子平さんもその一人だった。金子さんのヴィルシャー讃。

ほぼ70年以上にわたり何千人もの生徒を教えた元シカゴ響の伝説のテュービスト、アーノルド・ジェイコブス。多くのミュージシャンが恩恵を受けた彼のアイデアと、そのヴァリエーションをトピックごとに書き記した注目の連載。

ヨーロッパの管楽器シーンでスペインが今とても賑やかだ。ソロやアンサンブルの多くのコンクールで常時スペイン勢が上位に入賞し、天才的なソロイスト達も輩出……。そんなスペインには一体幾つのプロオーケストラがあるのかご存知ですか？う！

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