特集
日本人初のトランペット協奏曲を発掘し録音!
再評価が進む大澤寿人の作品戦前にアメリカに留学し、ボストン交響楽団を指揮するなど欧米で活躍した作曲家で指揮者・大澤寿人。近年彼の業績が再評価されている中で、トランペットの神代修さんが遺稿の中からトランペット協奏曲の自筆譜を発見。それは日本人初となる貴重なものだった。
フルート:荒川 洋
ソロでもオーケストラ的な響きを作りたい新日本フィル首席としてオーケストラでの存在感を増す一方で、エレガントでウィットに富んだ自作フルート曲を手に全国でソロコンサートを展開。昨年末にリリースしたフランス小品集のCDも大好評……。
シカゴ響トランペットとヤマハ・シカゴモデル
「シカゴ響トランペットセクションは代々楽器の開発に深く関わってきた…」ヤマハシカゴモデル開発で中心的な役割を演じたハグストロムが、同モデル誕生の核心となるエピソードを披露。同時にハーセスとハーセス以前のシカゴ響歴代首席トランペットがどんな楽器を使って来たなども語る。
ローランド・セントパーリ
ソロと作曲で世界的に活躍世界的なテューバのソロイストで、作曲家としても知られるハンガリーの俊英。多くの国際コンクールに入賞し、作・編曲でも最近のブラスレパートリーで注目を集める氏は、学生時代に恵まれない音楽的な環境の下で「苦学」を強いられたという。
バストロンボーンの過去と現在
どのようにして現在の形になったのか?バストロンボーンの定義は前号のアルトトロンボーンと同じく曖昧で、調性も含めて作曲家がどのような楽器を望んでいたのかを判断するのは難しい。バストロンボーンの歴史を辿りながら、現在の形になっていった経緯を探る。
材質とプレートで選ぶ「アレキ103」
新日本フィル首席・井手詩朗さんがガイド「アレキ103」に様々な仕様があることは意外に見落とされがちだ。しかも、その吹き心地はそれぞれに個性的で、音色の魅力も異なる。様々なアレキ遍歴を経ている新日本フィル首席の井手詩朗さんに各モデルをとことん試奏して頂いた。
孤高の笛:フェルナン・デュフレーヌ
フランス・フルート界の至宝の生涯生前からその演奏は世界のフルーティストたちに感銘を与え続け、日本でも復刻盤CDが制作・発売されたにもかかわらず、人となりがほとんど知られることのなかったフランスの名手90年間の軌跡。
アーノルド・ジェイコブスはかく語りき
「息圧と息の流れの関係」ほぼ70年以上にわたり何千人もの生徒を教えた元シカゴ響の伝説のテュービスト、アーノルド・ジェイコブス。多くのミュージシャンが恩恵を受けた彼のアイデアと、そのヴァリエーションをトピックごとに書き記した注目の連載。
尺八とその魅力
現代の虚無僧を名古屋に訪ねて(後編)インタビュー……牧原一路
和楽器の中で、現在最も世界に普及したこの楽器の魅力を、二人の尺八奏者に語ってもらうシリーズの第1回。現代の虚無僧を名古屋に訪ねてみた。
トピックス
サクソフォン:田中拓也
連載・コラム
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CD評
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ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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