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416 / APRIL
2016年4月号
フルート瀬尾和紀:師パトリック・ガロワと私の基本奏法/連載第2回:ボビー・シューのトランペットクリニク「唇の良い感触を得るための4つのステップ」/トロンボーンのスライドテクニック第2弾:萩谷克己/ホルン福川伸陽:新楽器で「ラプソディ・イン・ホルン」/ホルンのゲシュトップバルブを考える:濱永晋二/連載:カゲヤマ博士の演奏心理学「効率の良い練習」/名工が語るメーニッヒ:ルートヴィヒ・フランク/タイガー大越のトランペット語録/マルチリード楽器の世界:大下和人/ユーフォニアムとの違いを聴く:坂岡裕志/他
2016年3月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
フルート瀬尾和紀
ガロワのフルートの神髄と彼から学んだこと4月のガロワ来日を前に、氏の愛弟子の一人でコンサートや録音で度々共演も重ねている瀬尾さんが語る「ガロワ
のフルートの神髄」。あわせて、自身の基本奏法についても話を聞いた。
萩谷克己:Trbのスライドテクニック
すべての問題の根源は「手の短さと左手の弱さ」スライドの基本テクニックを問い直す第2弾。スライドを動かす速度変化の問題を指摘し、G管トロンボーンまで作ってしまった萩谷氏がこの問題を詳しく分析。
福川伸陽「ラプソディ・イン・ホルン」
ヤマハ新ホルンで新しい表現に挑んだ表現の幅を拡げるために楽器とは常にシビアな姿勢で向き合って来た福川さんがリリースした渾身のソロCDは、ヤマハが3月に発売した注目の新ホルンで録音されたもの。
ボビー・シューのトランペット・クリニク
唇の良い感触を得るための4つのステップ身体の使い方や奏法をプレイヤーの立場から科学的に検証し、独自の理論を構築したジャズ界の名匠の講演録。
ホルンのゲシュトップバルブを考える
濱永晋二「ホルンのゲシュトップバルブについてはプレイヤーにもメーカーにも誤解がある」という著者が、その設置位置と音程補正スライドの長さについて新提案。
効率の良い練習
ジュリアード音楽院・カゲヤマ博士の演奏心理学練習の間にどれだけ休みを入れると効率良く練習できるのか? 研究者の実験などをもとに効率の良い練習を考える。
タイガー大越のトランペット語録
「あなたは音楽に何をこめている?」昨年3月に行われた日本トランペット協会主催のマスタークラス・クリニック&ミニコンサートから、タイガー大越氏の「心に響く」言葉を抜粋。
ヴィンテージSAXの遊び方
マーチン「タイプライター」コレクターズアイテムとして不動の人気を持つヴィンテージサクソフォンをご紹介。
アラン・マリオン
「貧しいゴーベールが駄賃をもらう代わりにタファネルにフルートを教えてくれと頼み込み、遂にはパリ音楽院の教授になった……、素晴らしいヒストリーだと思いませんか?」
マルチリード楽器の世界:大下和人
「商業音楽がやりたくて東京に出ようと。大学受験はその手段。入学してすぐにフルートとサックスを……。」
メーニッヒが注目される理由
老舗ブランドのメーニッヒを華々しく再生させ、多くの名手たちが絶対の信頼を寄せる現代ドイツの名工ルートヴィヒ・フランク氏に聞く。
トピックス
ユーフォニアムとの違いを聴く
連載・コラム・その他
サックス型金管楽器「エキサイトホーン」って何?
中川英二郎のトロンボーンアルバム/この歳で夢の一つが叶った話
DAIROの「白バリ」道中記/「金」去り、「銀」来る
平野公崇の多事奏音/コラボレーション(1)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ガッティさんとベートーヴェンチクルス(1)
ナイディック&大島クラリネット講座/ニールセンのクラリネット協奏曲
ロジャー・ボボの考えるテューバ/ダイナミクスにおけるリズム
スクランブル/古都鎌倉で「レゾナンス」コンサート
トレヴァー・ワイの笛吹き列伝/ジョルジュ・ローラン
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スイス発の「Brandマウスピース」
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CD評
木幡一誠の今月のCD
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