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406 / JUNE
2015年6月号
ロサンゼルスフィル首席イングリッシュホルン奏者キャロリン・ホーヴ:イングリッシュホルン、その音色こそ私の声/対談「現在」のオーボエに思うこと:蠣崎耕三×広田智之/市販ユーフォニアム・マウスピースガイド!:最新トレンドから定番まで一挙紹介/バルブトロンボーン、じわり人気の兆し!/アンドレ・アンリがガイド:ストンビ・トランペットの世界/ジャック・ゾーンとポルトガルの製作者が開発:フルートのオートマチックC#システム/スティーブ・シャイアーズに聞くセバリンセンとのトランペット開発/バストランペットの話:ダンクヴァルト・シュミット/他
2015年5月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
キャロライン・ホーヴ
「イングリッシュホルン……その音色こそ“私の声”」30年近くロスフィルの首席イングリッシュホルン奏者を務め、ウィリアム・クラフトのコンチェルトなどソロ楽器としてのイングリッシュホルンの世界を開拓し続けているパイオニアの一人に聞く。
市販ユーフォニアム・マウスピースガイド
最新トレンドから定番まで一挙紹介これまであまり紹介されることのなかったユーフォニアム・マウスピースを一気にご紹介! ユーフォニアム奏者・染野真澄さんとダクのフロアスタッフ・原田真介さんがガイドする。
「現在」のオーボエに思うこと
対談:蠣崎耕三×広田智之低音域での極限のピアニシモも実用域に達したかに見える現在のオーボエ界。しかしそこには「昔のような爆発的な魅力には乏しい」という評価も伴う。オーケストラ奏者として、教師として日本のオーボエ界の第一線に立つ二人が縦横に話し合う。
バルブトロンボーン人気の兆し!
お話:田名部寛×三塚知貴いかにもオールドかつレトロなイメージが濃厚だったバルブトロンボーンが、ここに来てプレイヤーたちの口の端に上ることが多くなった、と思ったら、この4月にヤマハが輸出モデルの国内販売に踏み切ったというニュースが……。
ストンビ・トランペットの世界
その魅力の秘密と楽器の選び方アンドレ・アンリやパーチョ・フローレス始め、ストンビ愛用者はいま世界にその数を増やしている。C管、B♭管だけでなく、その優れたコンセプトと高い品質がピッコロトランペットからフリューゲルホルンまで貫かれているのが人気の秘密だ。
フルートのオートマチックC#システム
ベームがやり残した問題を解決!テオバルト・ベームはC#に小さな音孔を採用し、かつ高すぎる場所に開けたために、C#の音質と音程に問題を残すことになった。その問題を新システムによって解決。
ヴィンテージSAXの遊び方
1861年製アドルフ・サックス・ソプラノサクソフォン現代のソプラノとは全く異なったサウンドに驚く。びっくりするほど軽く、簡素なフォルム……。
バストランペットの話
ワグナーに欠かせないバストランペットは南ドイツでは長い伝統をもつポピュラーな楽器。バイロイトのスペシャリストで元ミュンヘンフィル首席トロンボーンのダンクヴァルト・シュミット氏が語るその魅力。※第146 号(1993年10月号)に掲載されたものです。
スティーブ・シャイアーズ
トロンボーンだけでなくトランペットでも注目されるシャイアーズ氏に聞いた名手ドク・セバリンセンとのトランペット開発物語。
吉田 誠
この5月にスタートする5回のリサイタルシリーズへの「旅立ち」と、愛器セゲルケ・クラリネットを語る。
トピックス
この春「市音」から「SHION」へ
連載・コラム・その他
国際ダブルリードフェスティバル2015東京の概要
中川英二郎のトロンボーンアルバム/一定の息の流れを作る口
DAIROの「白バリ」道中記/始まりのための終わり(前編)
平野公崇の多事奏音/スランプ(2)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/日本で二つのプロジェクト
ナイディック&大島クラリネット講座/ニールセンのクラリネット協奏曲
ロジャー・ボボの考えるテューバ/フェネル先生へ捧げる
スクランブル/はやぶさ四重奏団
トレヴァー・ワイの笛吹き列伝/アラン・マリオン
PRODUCTS
ビュッフェ・グループのブランド
XOテナーTrb「J.フェチョック・モデル」
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室