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400 / DECEMBER
2014年12月号
ウィーンフィルHrメンバーによる座談会:ウィンナホルンの伝統を守る/ウィーンフィル首席フルート:カール=ハインツ・シュッツ/南西ドイツ放送響首席トロンボーン清水真弓:ソロではパフォーマンス性の高い演奏を/栃本浩規のTrpこだわり対談:日本で一番バックに詳しい技術者を迎えて…飯塚丈人/クラリネット奏者ロマン・ギュイオ:オペラ座の日常からの転身/集中連載第7回:ロマン派のオーケストラで使われたトランペットの歴史/連載ヴィンテージSAXの遊び方:マルセル・ミュール絶頂期の名演を生み出したケノン/ジェイムズ・ゴールウェイ:フルートを語る/他
2014年11月20日発売 ¥850(税抜き)
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特集
ウィンナホルンの伝統を守る!
出席:J.ライフ、T.イェプストル、J.ヤンコヴィッチヤマハのウィンナホルンがウィーン・フィル伝統のサウンドをしっかりと守っていることは、去る9月に来日した同団の公演で目にした人も多かったはず。同団の3人のホルン奏者にウィンナホルンの魅力を語ってもらった。
カール=ハインツ・シュッツ
「牧神の午後」を一息で吹くために私がやったことウィーン・フィルの若き首席でソロイストとしても活躍する氏は、オーストリア生まれながらニコレに師事し、仏でフィリップ・ベルノルドにも学んだ。多くのフルーティストを驚嘆させるその柔軟なテクニックと音楽性の源泉はどこから来るのか?
ロマン・ギュイオ
オペラ座の「日常」からの転身層が厚いフランス・クラリネット界の中堅世代を代表する一人。早くから才能を開花させ22才でパリ・オペラ座の首席になりながら10年で退団、ソロと室内楽で国外で多く活動する国際派。欧州最高峰のモンブランでクラリネットを吹くなど行動派としても知られる。
清水真弓
「ソロではパフォーマンス性の高い演奏をしたい」慶應大学大学院時代に演奏家の道を志し、ドイツの放送交響楽団で日本人初の首席トロンボーンのポストを手にすると同時にベルリンフィルなどにも度々客演している清水さんは、一方でソロ活動にも情熱を燃やしている。
日本で一番バックに詳しい技術者を迎えて
飯塚丈人(ノナカ・テクニカルサービス)日本に輸入されるバック社の製品を技術面から統括し、バック製品の開発にも携わる飯塚さんは、ブラスプレイヤーには知る人ぞ知る存在。そんな氏に日頃の疑問をぶつけてみた。2回連載の前編。
19世紀のトランペットの歴史
ロマン派のオーケストラではどんなトランペットが使われていたのか?古典派以降、ロマン派から近代までのオーケストラでは実にさまざまなトランペットが使われて来た。国によって、あるいは作曲者によっても異なるその用法を詳しく解説し、日本では知識が大きく欠落しているこの時代のトランペットの姿を明らかにする。
ヴィンテージSAXの遊び方
M.ミュール絶頂期の録音を支えたケノンサクソフォンの発明当時から現行機種ギリギリまで数あるヴィンテージ・サクソフォンを、毎号1本ずつ写真とともに紹介し、楽器史という側面からこの楽器の歴史と物欲の泥沼へご案内!
2015年夏、オーボエとバスーンの祭典開催!
今年のIDRSニューヨークコンファレンスの執行委員会で、東京コンファレンスに向けたプレゼンテーションが行われた。同時にNYコンファレンスの模様を写真で紹介。
関西トランペット協会フェスティバル
特別ゲストにヨウコ・ハルヤンネ氏を迎えた第6回関西トランペット協会フェスティバルの模様をリポート。
トピックス
ゴールウェイ、フルートを語る
連載・コラム・その他
ヤマノ・フルートサロン
中川英二郎のトロンボーンアルバム/リズムを身体で感じる方法
DAIROの「白バリ」道中記/デイルームにて(前編)
平野公崇の多事奏音/アドルフ・サックス国際コンクール
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ベートーヴェン・ジャーニー
ナイディック&大島クラリネット講座/シューマン「幻想小曲集」第1楽章(5)
ロジャー・ボボの考えるテューバ/「B」プラン
スクランブル/オーボエ奏者tomoca
トレヴァー・ワイの笛吹き列伝/パン
PRODUCTS
レッチェのチンバッソ
バック「コマーシャル・トランペット」
CD評
木幡一誠の今月のCD(今月は休載します)
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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