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383 / JULY
2013年7月号
追悼アドルフ・ハーセス:シンフォニーTrpの最も偉大な巨匠を偲ぶ/シカゴ響首席フルート奏者マチュー・デュフォー:ホールを満たす響きへの挑戦!/サクソフォーン・カルテット・アテナ成就のデビュー/新世代のアメリカのユーフォニアム奏者デモンドレ・サーマン:ユーフォアムのスタンダードなレパートリーとは?/クラリネット吉野亜希菜:パリ音楽院でのアリニョンとの日々/マイケル・サックスのトランペットコラム(月):オーケストラ曲でトランペットをどう使い分けるか?(後編)/BACHアルティザン・トロンボーン発表会/楽器学のすすめ(木):管楽器の発音(月)/他
2013年6月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
追悼アドルフ・ハーセス
シンフォニートランペットの最も偉大な巨匠を偲ぶシカゴ交響楽団で18年間ハーセスの横で演奏したティモシー・ケントと、ハーセスと最も密接な交流を保った日本人トランペット奏者・戸部豊氏が氏との日々を追想する。あわせてシカゴにあるハーセスの自宅スタジオの写真等も公開。
マチュー・デュフォー
ホールを満たす響きへの挑戦「ニコレの一言が無かったら、シカゴ響で順応できていたかどうか分からない」……まだ20代の若さでパリ・オペラ座からシカゴ響に招かれ、文化や環境の異なる中で自らのフルートをさらに磨き上げていったデュフォー氏の「心技体」に迫る。
デモンドレ・サーマン
ユーフォニアムのスタンダードなレパートリーとは?現代アメリカを代表するユーフォニアム奏者の一人でミラフォン・アーティスト。日本では内外のコンクールに優勝して注目を集める安東京平氏の先生として知られる。北海道ユーフォニアム・テューバ協会主催のキャンプに講師として招かれ、これが初来日。
「アテナ」成熟のデビュー!
選曲から音楽作りまで一つの作品に時間をかけるのが私たちらしい部分昨年のデビューリサイタルから1年、初のCDがリリースされ彼女らの熟成したアンサンブルが誰でも聴けるようになった。今最も注目される女性カルテットのデビューまでの足取りを聞く。
吉野亜希菜
パリ音楽院でのM.アリニョンとの日々高校卒業と同時にフランスに渡り、パリ音楽院でミシェル・アリニョンの薫陶を受ける。同院のクラリネット科で松本健司氏(N響首席)以来じつに10数年ぶりの日本人卒業生となった吉野さんに、パリ音楽院での研鑽の日々を聞く。
オーケストラ曲でTrpを使い分ける
クリーブランド管弦楽団で私はどう楽器を使い分けているか?(後編)米国オーケストラ・トランペット界の第一人者が、オーケストラ曲で各種トランペットを使い分ける実践例を公開。
エリザ・ホールと「ラプソディ」の謎
ドビュッシー唯一のSax曲を委嘱した米国の女性サクソフォン奏者史上初の女性サクソフォニストという以上に、ドビュッシー唯一のサクソフォン曲を委嘱した裕福な女性として知られるエリザ・ホール。彼女と《ラプソディ》をめぐる多くの謎を検証する。
楽器学のすすめ
第5回:管楽器の発音(2)「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
BACHアルティザン・トロンボーン発表会
トロンボーンにも待望のアルティザン・モデルが登場! バック製作責任者のテッド・ワゴナー氏と都響首席の小田桐寛之氏を迎えて行われた製品発表会をリポート。
トピックス
アドルフ・ハーセス追悼式
連載・コラム・その他
オレゴンでマルチな音楽生活を楽しむ(Part2)/飯森理信
中川英二郎のトロンボーンアルバム/趣味の最上位は「食」
DAIROの「白バリ」道中記/ALSと闘ったT氏を見送る
平野公崇の多事奏音/続・ケニー・ギャレットをレッスンした話
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/アバド&アルゲリッチとの共演ツアー
ナイディック&大島クラリネット講座/《GRA》異なるテンポの示し方
ロジャー・ボボの考えるテューバ/イントネーション
フルート加藤元章:趣味と本業がコラボ
僕のマイスター武者修行/あなたの楽器は宇宙から生まれている
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CD評
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