特集
ジェフ・ネルセン
「恐れなき」パフォーマンスの勧め「自分が今やっていること、やるべきことだけを考えろ」……人気復活、世界中で大ブレイクしているカナディアンブラスのホルン奏者。ソロイストとしてもアメリカを代表するホルンの名手の一人。この7月に浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルで来日した氏を直撃インタビュー。
フルート:加藤元章
超絶技巧と「芸術」と…ケーラー、アンデルセン、アルテス教則本の全巻からベームやパガニーニのカプリスまで、フルートのエチュードを録音し続けている加藤元章さんは、 通り一遍の教材としてだけ扱われがちなエチュードの向こうに広くて大事な世界を見ている。
即興演奏は「心のソルフェージュ」
対談:ローラン・テシュネ(東京藝大准教授)×平野公崇(サクソフォン奏者)聴音&楽典中心のソルフェージュがいまだに日本の音楽基礎教育で幅をきかせているなか、1995年に来日し多くの音大で教えて来たテシュネ氏は、新しく開かれたソルフェージュ教育「フォルマシオン・ミュジカル」を提唱する。氏の「即興演奏は心のソルフェージュ」ということばに深く共感するサックスの平野さんと、日仏の音楽教育の違いや即興演奏の意義について語り合った。
「割れ」と「折れ」その対処法
「ひび、割れ」なら自分でも応急処置は可能愛器にひびが入った、割れた、ジョイントが折れた…持ち主にはショックが大きいこうしたトラブルにプロの修理人はどう対処するのか? 応急処置法もご紹介。
管楽器奏者のためのアレクサンダーテクニーク
「頭と脊椎の関係を意識して練習してみよう」楽器を持ってひたすらさらう前にやるべきことは、あなた自身の自然なカラダのバランスを取り戻すこと。道具などは一切不要。今からすぐに始められるアレクサンダーテクニークの基本ポイントをご紹介する。
ハーセス王国に棲んだ日々
シカゴ響でハーセスと演奏を共にしたT.ケントの回想録シカゴ響金管セクションに君臨した首席トランペット、アドルフ・ハーセス。その人を師と仰ぎ、18年間演奏の苦楽を共にした高弟ティモシー・ケントが綴る回想録。
楽譜は一日でも早く欲しい…
スペインの管楽器講習会で by沢野智子3夜連続、8人のソリストたちと2曲ずつ延べ16曲を共演。楽しい音楽家たちと美味しい食事で毎日は楽しいけれど、行くまでのピアニストの準備の大変さと言ったら……
ファゴット:小山莉絵
全ドイツ国立音大コンクール・ファゴット部門で1位父・小山昭雄氏の手ほどきを受けて着実に腕を磨き、昨年の全ドイツ国立音大コンクールではケルン、ミュンヘン、ベルリンなど主要国立音大のファゴット教授たちから「センセーショナル!」という賛辞まで贈られた小山さんは、まだ19歳。この10月に東京でデビューリサイタルを開く。
ユーフォニアム:露木 薫
「こうあるべきだ、というこだわりはなくなった」日本人ユーフォニアム奏者として最初にパリ音楽院に学んで20年。今では全国の音大を指導で飛び回る露木さんに、改めてフランス留学の意味などを聞いた。
本邦初のウイーン式管楽器アンサンブル体験イベントの感動
7月18日から3日間、芦ノ湖畔のホテルを会場にウイーンフィルのバストロンボーン奏者カール・ヤイトラー氏によるウイーン式管楽器アンサンブル体験イベントが催された。これまでにはなかったスタイルの管楽器イベントを参加者の二人が語る。
トピックス
第27回日本管打楽器コンクール
連載・コラム
中川英二郎のトロンボーンアルバム/エンジニアとプロデューサーのお仕事
DAIROの「白バリ」道中記/世界一小さいリスニングルーム
吉野和孝の金管Vintageの知恵袋/アドルフ・ハーセスと楽器開発
平野公崇の多事奏音/ギャップにて(続)
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/ルツェルン音楽祭での感動
ナイディック&大島クラリネット講座/ブラームスのクラリネット五重奏曲
山岡潤の金管練習のヒント/各音域で息が出ようとする力を知る
ロジャー・ボボの考えるテューバ/誰を生徒と呼びますか?
スクランブル/名古屋フィル・安土真弓さん
僕のマイスター武者修行/コルノダカッチャと先代のアイデア
PRODUCTS
HAAG製チンバッソ
メーニッヒ・イングリッシュホルン180RW
デュルク・フルトリプルホルンQ11
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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