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バックナンバーのご案内

330 / FEBRUARY

2009年2月号

ソロコルネットに生きる:デイヴィッド・キング/クラリネット金子平:ミュンヘン国際コンクール3位入賞!ちょっぴりほろ苦奮戦記/名器の系譜:バックトランペット/サクソフォンのルーツを探る!/ホルン木川博史:期待の若手ただ今ベルリン留学中/ベルリンフィル・トロンボーン:トーマス・ライエンデッカー/フルート:アンドレ・グリミネッリ/ラインホルト・フリードリッヒのトランペット・クラスに学ぶ:菊本和昭/シモン・ボリバル・ユースオーケストラ/フルート:南部靖佳/他

2009年1月20日発売 ¥743(税抜き)

特集

多くのタイトルを持つコルネットの世界的名手
ソロ・コルネットに生きる
デイヴィッド・キング

私が理想とするコルネットの音は「ソーラー・サウンド!」。そうした音を実現するには、音のイメージをしっかり持ち、適切な息圧をリンクさせることが必要だ……オーストラリアからイギリスに渡り、数多くのチャンピオンシップを獲得したコルネットの名手が演奏の秘訣も交えて語る。

ミュンヘン国際コンクール3位入賞!
クラリネット:金子 平
「ミュンヘン」ちょっぴりほろ苦奮戦記

ドイツのリューベック音大に学ぶ金子平さんが昨年9月に行われたミュンヘン・コンクールで日本人初となる3位入賞を果たした。早くから注目された期待の人。ザビーネ・マイヤーの下で学ぶ成果が大舞台で発揮された形だが、意外にも金子さんの口からは反省の弁も多く出て……。

圧倒的人気を持つ180MLの系譜
名器の系譜:BACHトランペット
対談:古田俊博(東京フィル首席)×小竹真樹(野中貿易)

世界中でこれほど広く使われている楽器も少なく、シンフォニーからジャズまでのジャンルで等しく人気を勝ち得ている楽器も少ない。その中でも圧倒的な人気を誇るのがストラディヴァリウス・モデル。その人気の秘密は?。

「木管と金管の合いの子」説は本当か?
サクソフォンのルーツを探る!
手がかりは思いがけない楽器にあった!

アドルフ・サックスによって19世紀半ばに発明されたサクソフォンは一体どこから生まれて来たのか? 東京芸大大学院に学ぶ石橋梓さんは 「サックスはサクソフォンをオフィクレイドから発想して作ったのではないか」とする文献に出会い、早速実験を敢行したところ……。

弱冠19才で管打楽器コンクール1位の記憶も新しい
ホルン:木川博史
期待の若手ただいまベルリン留学中!

弱冠19才で日本管打楽器コンクールで1位&特別賞を受賞し、鮮烈なデビューを飾った記憶はまだ新しい。東京音大を卒業後、研鑽の地をベルリンに移し進境著しい木川さんに、3月24日のリサイタル(東京オペラシティリサイタルホール)を前にその意気込みを聞いた。

フルート
アンドレア・グリミネッリ
共演相手はパヴァロッティからスティングまで幅広く…

パヴァロッティお気に入りのソロイストとして世界各国で彼と共演したイタリアの名フルーティスト。共演相手はロック・ボーカリストのスティングまで幅広いが、フルートではランパルの高弟にして、後に師事したゴールウェイとも親交が厚い本格派。その幅広い音楽的視野はどこから?

ベルリンフィル・トロンボーン奏者
トーマス・ライエンデッカー
ベルリンフィルではテナーとバスを持ち替えて活躍

世代交代が進むベルリンフィルに26歳の若さで2006年に入団。2・3番という難しいポジションをテナーとバスを持ち替えて鮮やかにこなす若き名手に聞いた。

国際コンクールで1〜3位を独占
ラインホルト・フリードリッヒのトランペットクラスに学ぶ
京都市交響楽団:菊本和昭

国際トランペット協会のコンクールで1〜3位を独占し注目された、ドイツ・カールスルーエ国立音大のフリードリッヒ・クラスに学ぶ菊本さんが、充実したレッスンの模様をリポート。

連載第6回
アーノルド・ジェイコブスはかく語りき
伝説のテュービストのアイデアを編纂

ほぼ70年以上にわたり何千人もの生徒を教えた元シカゴ響の伝説のテュービスト、アーノルド・ジェイコブス。多くのミュージシャンが恩恵を受けた彼のアイデアと、そのヴァリエーションをトピックごとに書き記した注目の連載がスタートした。

新連載!第3回
ロータリー・トランペット大百科!
すでに持っている人が新しくロータリートランペットを買う場合の注意 by 築地 徹

意外に正しく知られていないロータリートランペットを、楽器、マウスピース、演奏法などの広い視点から解説。ウィーンに学び、ロータリートランペット普及のためウィーン・トランペット研究会を主宰する築地徹さんが連載。

和楽器インタビューシリーズ(5)
篠笛とその魅力
西洋音楽的には捉えきれない不思議な笛の魅力(中編)
インタビュー……鳳聲晴由

能管や龍笛と比較すると、シンプルな作りの篠笛。素竹造り(すだけづくり)という、籐を全く巻かず、ただ孔を明けて漆を塗っただけの笛もある。そんなシンプルな篠笛から泪が止まらぬような郷愁を誘う音が出て来る……(竹内明彦)

トピックス

エル・システマの精鋭たち
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
アメリカとドイツでフルートを学び日本でソロ活動を
フルート:南部靖佳

連載・コラム

ナイディック&大島クラリネット講座/ダウンビートとアップビート
ロジャー・ボボの考えるテューバ/アーティキュレーション  
中川英二郎のトロンボーンアルバム/ハプニング 
平野公崇の多事奏音/オルネイ  
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/グールドに癒されダモーレで締めくくり
DAIROの「白バリ」道中記/新春ジャズサックス講座 
岡島征輝の「アラブでTUBA」(最終回)/僕をカイロ響に結びつけたもの 
吉野和孝の金管Vintageの知恵袋/タトル  
スクランブル/リエゾンサクソフォンアンサンブル 

PRODUCTS

コンフォルド・トリプルホルン 
アイハラフルートの鹿角歌口

CD評

木幡一誠の今月のCD

その他

ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室

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