特集
豊かな倍音って何だろう?
「太くて柔らかく温かな音」は倍音豊か?ジャズ、ポップス、現代音楽の分野でも活躍する尺八奏者中村明一さんの近著『倍音』(春秋社刊)は、倍音がもつ様々な特性が我々の耳にどのような影響を与えるかを具体的に教えてくれる。
バックのバックボアにご注目!
「もう一つ欲しい音が出ない」という時に……バックの代表的なマウスピースでもものによってバックボアの形状が異なることをご存知ですか? カップやスロートとベストの組み合わせになるように選ばれているバックボア。とは言っても、バックは標準タイプ以外のバックボアも用意しており、試してみる価値は大いにある!
オーボエ青山聖樹
ドイツの有名少年合唱団でボーイソプラノを歌った子供時代2歳から13歳までをドイツで過ごし、オーボエの手ほどきをインゴ・ゴリツキ教授に受けるという恵まれた環境に育った青山さんが、ドイツと日本を行き来しながら描いてきたオーボエの軌跡。
シャーリー・ブリル
音を磨き、ファンタジーをもつことの大切さ06年マルクノイキルヒェン国際コンクール1位、翌年のジュネーブ国際コンクール最高位(2位)でその名が知られ、その後、新世代で最も注目されるクラリネッティストの一人として各国の音楽祭に出演を重ねている。愛器セゲルケを手に、この1月に初来日。
トランペット霧生貴之
イタリアこそ、わが本拠!イタリアフィルハーモニー管弦楽団に在籍し、イタリアの歌劇場やスイスのオーケストラでも演奏する傍ら、リサイタル活動を行い、古楽器でも活動する霧生貴之さんに聞く。
ユーフォニアム安東京平
「思えば叶う!」狙っていた管打楽器コンクールに優勝し、目標とした首席卒業もクリア。さらに視野を世界に広げつつある若きユーフォニアム奏者・安東京平さんが後輩たちに贈るメッセージ。
スティーブン・ミードとの録音記
バーミンガムのミード氏の自宅で… by沢野智子ミード氏のソロCDではこれが4枚目の共演。レコーディングのために、大雪のベルリンを発ってバーミンガムのミード氏の自宅へ……。
ハーセス王国に棲んだ日々
シカゴ響でハーセスと演奏を共にしたT.ケントの回想録シカゴ響金管セクションに君臨した首席トランペット、アドルフ・ハーセス。その人を師と仰ぎ、18年間演奏の苦楽を共にした高弟ティモシー・ケントが綴る回想録。
オレグ・タルィーピン
80歳で現役!ロシアのオケ生活半世紀の証言おそらく世界最高齢の現役オーケストラファゴット奏者。ムラヴィンスキーのレニングラードフィル時代から活躍し、ホルンのブヤノフスキー他と木管クインテットでも多くの録音を残した名手のモノローグ。
チューナーは進化する!
ストロボ式チューナーからアナログチューナー、さらにデジタルチューナーへと急速に進歩してきたコンパクト・チューナーの世界。開発者たちは何を考えて開発しユーザーにどう使って欲しいと考えているのか?
トピックス
ペテルブルグの音楽史で初?
連載・コラム
メロフォンならではのメローサウンドを追求/東京メロフォンズ
中川英二郎のトロンボーンアルバム/ジャムセッション
DAIROの「白バリ」道中記/諸国旨いもの巡り〜その壱
平野公崇の多事奏音/スキー
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/初公開わたしの「リード作り」史
ナイディック&大島クラリネット講座/クラリネット・ソナタ第1番のヘヤピン
山岡潤の金管練習のヒント/外肋間筋によるブレーキを実感する
ロジャー・ボボの考えるテューバ/フェルプス症候群、そして金メダル
スクランブル/東京オペラシティのデイタイムコンサート
僕のマイスター武者修行/ある日の工房の一日
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ヤマハ「ゼノ」トランペット20周年
ヤマハNeoアルトホルンYAH-803S
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室
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